Bollywood Star file.12
Jacqueline Fernandez
つい最近デビューした感のあるJacquelineですが、もう36歳になります。
最初はヒンディー語が話せず大変だったと思いますが、言語に限らずあらゆることを努力されたんでしょう。すでにトップ女優と名乗っていいと思います。
フィルム1本あたりのサラリーは3~ 8crores(約4,700万~1億2,500万円)くらい。
現役バリバリのトップ女優の中では中の上くらいですが、ボリウッド女優全体では19番目。トップはDeepika Padukoneの15~30crores , 因みに男性陣は桁違い!
3khans , Akshay Kumar , Ajay Devgn , Hrithikが100crores前後のサラリーももらってます。
それでもスリランカからやってきたヒンディー語の話せないお嬢さんがここまでこれたのは凄いことですね。
経歴
モデル時代にミス・ユニバース スリランカ代表になったことは有名。その触れ込みでボリウッドにも来たわけですが、もともとはオーストラリアでマスコミュニケーション学を勉強し、スリランカではテレビレポーターをしてました。
見るからにアジア人離れした顔だちをしてますが、血縁はかなり複雑。。。
父親はバーガー人(スリランカの民族で植民地時代の入植者と現地人女性の混血)、
母親はマレーシア人とカナダ人のハーフで元CA。
父はスリランカでの民族対立が過激になってきたためバーレーンに移住します。その時にCAの母に出会って結婚したんですね。なのでジャクリーンはバーレーン生まれのバーレーン育ちなのです。
因みに彼女は英語・スペイン語・フランス語・アラビア語そしてヒンディー語を話します。
映画界デヴュー
元々ハリウッド女優を夢見ていたこともあり多少は演技のトレーニングはしていたそうで、テレビレポーター時代にモデル業のスカウトを受けモデルに転身。
2009年にインドでモデルをしているときに映画のオーディションを受け合格したことによって女優としての道が開けるんですね。下積みからこちコツコツと、というわけではないですが意外と普通のステップを踏んでます。
そしてそのオーディションにパスした作品がこちら
Aladin(2009)
子供向けの映画であり、実際に自分も友人の娘3人を連れてリシケシュのRamaシアターで観賞。主演はRiteishではあるが、Amitabh BachchanとSanjay Duttの魔神・盗賊対決が見もの。
興行は大きくヅッコケますがデビュー作でこのメンバーは豪華!
最初のヒット
デビューから2年後の2011年、彼女に最初のヒットをもたらしたのは意外にもEmraan Hashimiと共演の【Muder 2】。
お約束通りEmraanに唇を奪われてしまいますが映画はSuper Hitとなります。あまり映画の評価は高くなかったですが、前作MuderがヒットしたのとEmraan+若手女優のペアリングで観客が期待したものもあるでしょう。
ブレイクスルー
Housefullシリーズに2作続けて出演(1作目はアイテムガールとして)したり、Race 2に出演はしますが、2nd / 3rd ヒロインといった立ち位置。どれもマルチキャストを要する作品でイマイチ存在感はでません。
そして2014年、遂に大役がまわってきます。
KICK(2014)
大作では初の単独ヒロイン。
Salman主演・Eid公開と大ヒットが事前に約束されたような作品。
ストーリーはちょっと雑で、おおざっぱな部分がありますが、これがSalmanモノ。
このタイプの作品にごちゃごちゃ評するのは野暮でしょう。
当然ジャクリーンは重要な役を演じますが印象的だったのはミュージックシーンでしたね。
そして翌年のRoy(2015)ではダブルロールを演じそれぞれの役でRanbir Kapoor・Arjun Rampalといったスターと共演。
その後もHousefull 3(2016)でシリーズ3作に連続出演!1作目のアイテムガールから比べると女性キャストのメインにはなったのでポジションも変わってきました。
A Flying Jatt(2016),A Gentleman(2017)は一転して若手スター候補の相手役、軽い映画で軽い役をそつなくこなしますが、彼女のキャリアをアップさせるにはもひとつ大作がほしい。
ジャクリーンは2とか3などシリーズ物の出演がやたらと多いのだけれど次の大作出演も同じRACE 3(2018)
一応映画のヒロインとしてアクション・ダンスに頑張ってました。もともと彼女はダンスも上手いしアクションも悪くないので若いうちはどんどん挑戦してほしい。
現在まで、彼女の作品を観たのはRACE 3が最後になります。
その後Baahubaliシリーズで名をあげたPrabhas主演のSaaho(2019)にアイテムガールで出演、2020年に亡くなったSushant Singh Rajput主演のDrive(2019)など話題作に出演しましたが目立った活躍はできず。。。
コロナに突入後はNet配信映画となってしまったので、現在は停滞気味。。。
年齢も36歳となったのでボリウッドでの旬は過ぎてしまった感があります。
2022年のジャクリーン作
彼2018年以前の彼女の作品はほとんど見てますが、それ以前以後の作品でちょっと見ておきたい作品が何本かあります。
Bachchan Pandey(2022)
ジャクリーンは2ndヒロインのようですが、共演者がなかなか面白い。
2022年3月公開予定。
Cirkus(2022)
Rohit Shetty監督、Ranveer Singh主演のコメディ
これは間違いないでしょう!
お笑い担当に中堅からベテランは俳優がズラリ。。。
ジャクリーンの見せ場も有りそう。
2022年7月公開予定
そして2022年のDiwaliでは再びAkshay Kumarと共演します。
2022年のジャクリーンは話題作が多く期待できますね。
ジャクリーン・フェルナンデスおすすめミュージックシーン
彼女の場合、作品以上にミュージックシーンが印象的
HANGOVE / Kick(2014)
なんと男性のメインボーカルはSalman本人!
Salmanのダンスは相変わらずもジャクリーンが実にエレガント!
CHITTIYAAN KALAIYAAN / Roy(2015)
こちらはチャーミングなジャクリーンが見れます。
どれくらいの頻度で行われているかわかりませんが、ジャクリーンのplaybackシンガーはKanika Kapoorが一番相性がいいような気がします。
まとめ
インド人ではなく純粋なスリランカ人でもないのであまりボリウッドで見るような顔ではありませんが、ゴージャスな雰囲気はあります。これ以上上がっていくことはないと思われましたが2022年の活躍次第ではまだまだ伸びそうなので期待しましょう!