Taste of Achar

ボリウッド映画とインド生活時の忘備録。。。

-NOTEBOOK/ নোটবুক (2019)-

 Bollywood No.058

NOTEBOOK  (2019)

タイ映画のリメイク。

よく元の映画を見つけてきましたね。オリジナルのタイ映画は劇場で鑑賞しましたが、まさかインドでリメイクされているとは。

なんとSalman Khan Filmsの作品なんですが、このSalmanのプロジェクトはやたらとリメイクが多いのです。。

 

テキトーに解説

ストーリーはオリジナルとほぼ同じ。

陸軍を退役したカビール(Zaheer Iqbal)は、亡くなった父が教えていた学校で教師をすることを決意。その学校は湖に浮かびボートでしか通えない、現在教師がおらずこのまま見つからなければ閉校になってしまうのです。

普通の学校ではなく、教師経験のないカビールは勤務初日から戸惑います。

立地が普通でなく彼自身は学校内(筏の上)で寝泊まり、また生徒たちも癖のある子が多く家庭の環境にも問題がありました。

いくつかの問題はカビールの精神力と前任教師のフィルダウス(Pranutan Bahl)が学校に残していった日記で解決していく。

カビールは学校の問題だけではなく、付き合っていた彼女も退役を理由に逃げられてしまうが、まだ見ぬフィルダウスに思いを募らせるようになります。

また、学校を退いたフィルダウス自身も結婚式前日に結婚相手に妊娠している浮気相手がいることが発覚し破断に!

失意のフィルダウスは学校に戻り生徒たちにも歓迎をされる。そこでフィルダウスは自分が在籍していた時に起こっていた生徒たちの問題がいくつか解決されていることを知ります。

今度はフィルダウスがカビールに興味を持ち、校長にカビールの所在を確認。

現在、カビールは正式な教師となるべく資格を得るための勉強をしているとの事。

 

学校に戻ったフィルダウス、ある日生徒の親が家の仕事をさせるために子供を連れ戻しに学校へ来る、そこには偶然学校を訪れていたカビールがおり自らを盾にに生徒を守り親を諭すのでした。

それを見たフィルダウスはカビールの恋心を抱く、フィルダウスを見たカビールも彼女が日記の主だとわかり二人が恋に落ちたところでエンドクレジット。。。

Cast 

Zaheer Iqbal as Kabir Kaul 

全く知りませんでしたが、それもそのはず本作でデビュー

家族に映画関係者はおらずどこから湧いてきた!?と調べてみると、、、、

Sonakshi Sinhaのボーイフレンド(2022年に結婚)でした。それでSalmanとのつながりがはっきりします(Salman KhanとSonakshiはDabbangシリーズ/2010-2019で共演)

achar.pssamphran.com

本作の演技も平凡でした。

ストーリーから誰が演じても面白くなるところは面白い、シリアスになるところはシリアスになると、、、彼が演じたから!といったプラスαは感じられませんでしたね。

コメディ作品のサブキャストなんかにハマるような気がします。Tusshar Kapoorみたいな。。

Pranutan Bahl as Firdaus Quadri

特別美人ではないけど可愛らしい女優さん。

メインキャストはほぼ2名と生徒さんですがカビールに比べるとかなり出演時間は短いです。

個人的に好きなサブキャストであるMohnish Bahlの娘、と言うことはKajol / Rani / Nutanと繋がるMukherjee-Samarth一家の一員になります。

ファーストネームのPranutanは祖母のNutanからもらってます。

彼女も本作でデビュー!

Zaheelと同じく大成する雰囲気は感じられませんでした。。

しかし弁護士資格を持つ才女ですので女優を本職にする必要もないでしょう。

Music Scene

担当はVishal Mishra

テルグ映画『RRR』で世界的ヒットを飛ばした"Naacho Naacho"のヴォーカリストでもあります。

本作で印象に残った曲はなし。。。

 

まとめ 

本作は原作とほぼ同じストーリ、弱冠インドテイストは入りましたが見終わった後の印象もほぼ同じものでした。せっかくSalmanが手掛けるのならもう少し変わった内容にしてほしかったですね。

en.wikipedia.org

これは流石に原作の方に軍配が上がります!