Taste of Achar

ボリウッド映画とインド生活時の忘備録。。。

Badrinath(バドリナート)巡礼とマナ

Chota Char Dham

ルカナンダ川源流 バドリナートへ!

 

インドに4年近くもいながらインドの宗教や文化についてはあまり詳しくありませんで。それでも周りの人や知人を見てきて土地の人々の宗教観や風習は少なからず感じることができました。

特に北部に滞在していた為、『ガンガー』は最も重要なフレーズの一つ。

 

このガンジス川にはChota Char Dhamという巡礼サーキットが存在します。

Chotaとは小さいを意味するのですが、本来Char Dham(神の住む4つの住居)というBadrinath(Uttarakhand州)、Rameswaram(Tamil Nadu州)、Dwaraka(Gujarat州)、Puri(Odisha州)の4カ所を回る巡礼があります。

このChar Dhamを周る機会はありませんでしたが、Chotaの方はいくつか行くことができました。

Chota Char Dham YatraとはUttarakhand州のGarhwalにある4つの寺院を周るYatra(ヤトラ)の事を指す。

この4つの寺院は全てガンジス川の支流であるとっても重要な川の源流に位置しており寺院に巡礼に行った際は川で沐浴し川の水を持ち帰ります。

 

そんなCahr Dhamの一つBadrinathに行った時の話です。

f:id:hirobkk:20210503150822j:plain

このYatraですが、基本的には誰でも行けます。

数時間のトレッキングが必要な場合もありますが、サリー着た年配のインド人の家族なんかも行きますのでだれでも大丈夫。

しいて言えば高度が問題になる方はいるかもしれません。標高は全て3,000m超えますので。。。

後は時間ですね。。

山奥で道路が災害で閉鎖になったりしますので長期旅行者でないと4つ周るのは難しいです。

現地では何社もツアーを出していますのでツアーを使うのが効率的。

大体10日~2週間位

f:id:hirobkk:20210503150826j:plain

自分が行ったのは10年以上前ですが、なんと現在Char Dham Railwayプロジェクトがありこの4つの寺院まで汽車を引いてしまうそうです。どこまで進んでいるのか知りませんが、立地的(チベット国境付近)にも軍事的価値が高いので本当にやるでしょうね。

アクセス

現在の状況がわからないので情報はあくまで2007年以前のものです。

バドリ―ナートへ向かう人はまずリシケシュに入ります。言わずと知れたヨガの聖地でアシュラムの並ぶLakshman JhulaやRam Jhulaはシーズンになるとインド人より外国人の方が多いくらい。

リシケシュまではバスやら汽車で各々入って行きましょう。

ここからツアー会社を使わずに行く方は、まずバスでJoshimathを目指します。

バススタンドはリシケシュ中心から北に少し行ったChandrabhaga川沿い。

デリーからバスで来た方はバスターミナルの場所が違うので注意しましょう。

ウッタラカンド山間部へのバスは早朝に出ますので事前に時間を確認しておきましょう。

 

リシケシュ⇒Joshimath(ジョシマート)

昼間のバススタンド 

f:id:hirobkk:20210503221124j:plain

 

ウッタラカンド山間部へのバスはまだ薄暗い早朝に出ます。

f:id:hirobkk:20210503221129j:plain

 

ジョシマートまでは約250kmの山道で8~10時間かかります。

道はリシケシュをでると20分くらいで山道になります。

 

Devprayag

(リシケシュから75km付近)手前で軽食とトイレ休憩

f:id:hirobkk:20210503221135j:plain

ここDevprayagでバギラティ川(ガンジス川本流はこちら)とアラカナンダ川が合流、ここより下流がいわゆるガンジス川と名を変えます。

ジョシマートへはアラカナンダ川を上っていきます。

 

Srinagar

(リシケシュから110km)付近のシヴァ像

f:id:hirobkk:20210503221142j:plain

ここは大きなカーブにありますのでとにかく目立ちます。

Srinagarはこの近辺では一番大きな町でありKumaon方面からの道路との合流地点。

ここで自分の隣りに老紳士が一人乗ってきました。

後にBarinathで再会する方ですがKotdwarから一人でいらしてました。

 

Alakananda川の渓谷美

f:id:hirobkk:20210503221147j:plain

流石に川幅が狭くきました。

 

Rudraprayag

(リシケシュから145km)近郊のAlakananda川

f:id:hirobkk:20210503221152j:plain

このRudraprayagには親友の実家があり当時は何度も行き来してましたが、この先はこの時が初めて。

また、ここはAlakananda川とMandakini川の合流点、Mandakini川の上流にはChar Dam一つであるKedarnath寺院があります。

 

Karnaprayag

(リシケシュから180km)

Alakananda川とPindar川(ナンダデヴィが形成するPindar氷河から流れでる)の合流点。

f:id:hirobkk:20210503221158j:plain

ここで休憩、もう日が落ち始めてますね。。

先ほどからナンチャラPrayagとありますが川の合流点を指します。

全て街の名称ではありますが、その町は川の合流点を意味してます。

 

写真は微妙ですが川の合流点

f:id:hirobkk:20210503221204j:plain

また、このルートにはPanch Prayag(5つの合流点)と言われる5つの神聖な川の合流点を指す言葉があります。もちろん今まで通ってきたDevprayag、Rudraprayag、Karnaprayagはそのうちの3つにあたりこの先にさらに2か所Nandaprayag、Vishnuprayagが出てきます。

 

終盤はずっとこんな感じ、Rのキツイカーブにはガードレールがありますが、山側にRがついてるとこだけ。

ここをガンガン飛ばしてすれ違っていきます。

f:id:hirobkk:20210503221211j:plain

f:id:hirobkk:20210503221218j:plain

 

Joshimath到着!

f:id:hirobkk:20210503221225j:plain

遠い道のりです。。。

平気で数時間遅れるので途中による町では必ず腹を満たしておきましょう!

この荷下ろししてるお兄さん、Joshimathの人なんですがすさまじい体力です。運転以外の事はほぼ彼が仕切っており、自分の見ていた限り一度も座らなかったと思います。

こうやって客の荷下ろしを最後までやってくれます、当たり前かと思いますが場合によってはこれを自分でやらなくてはいけないこともあります。

 

Joshimathの標高は1,875m、周りの山は5,000m級、雪がついてる山は6,000m級の山です。

f:id:hirobkk:20210503221231j:plain

 

流石にこの日はJoshimathに泊まりBadrinathへは翌日以降へ

f:id:hirobkk:20210504184213j:plain

ここからBadrinathは約50kmありバスか乗合ジープで行けます。

11月初頭の雪の降る前にシーズンが終了となりバスもBadrinathまでは冬は行き来しません、ジープも通年ではないですがバスよりはシーズンが長いようです。

 

この時、Badrinathへは全く急いでおらず、ジープも有ったので(バスはJoshimath到着日にシーズン終了)3,4日はAuliや周辺をトレッキングしてました。

Badrinathが目的の方は翌日でましょう。

 

Auli

標高2,800mインド最大のスキーリゾート

Joshimathの街からガツンとロープウェイでスキー場の上部まで上がれます。

ここでは南アジアウィンター選手権なども行われますが、なかなか設備があぶなっかしい。特にこのロープウェイがやばい。

f:id:hirobkk:20210503221348j:plain

架け替え前の谷川岳ロープウェイ』を思い出しました。

そもそも南アジア選手権なんですがアフガニスタンバングラデシュブータン、インド、イラン、モルディブ、ネパール、パキスタンスリランカが対象国なんですよね。

モルディブスリランカに選手なんぞいるのだろうか?

 

観光の方はここでのんびりした後ロープウェイで降ります、ここら先はトレッカーと羊飼いの世界になります。

Auliを起点とするトレッキングルートはいくつかありますが、どれも素晴らしい眺めがギャランティされてます。基本的にはガイド雇うべきだと思いますが日帰りで周辺を歩く程度なら大丈夫でしょう。

Auli起点だと1週間かけてKuari Passを超えるルートがもっともポピュラー。

トレッキングルートから見られる7,000m峰

Nanda Devi <7,816m>

f:id:hirobkk:20210503221426j:plain

山頂のピラミッドが隠れて綺麗にとれてません。

国境にまたがらずインド純正の山で国内最高峰

---Gurso Bugyal<3,056m>からの眺め

 

Trisul<7,120m>

f:id:hirobkk:20210503221336j:plain

 

Dunagiri<7,066m>

f:id:hirobkk:20210503221407j:plain

ご存じの方もいるかと思いますがこの山塊の谷間が有名な " Valley of Flowers National Park/花の谷 "、そしてシク教の聖地Hem Kund Sahibがあり周りを囲んでいる山は6,000級の山々です。

f:id:hirobkk:20210503221401j:plain

この時はシーズンオフなのでここへは改めて登りに行きました。

因みに巡礼者やツアー客が行くところなのでルートはかなり歩きやすく、巡礼組はほとんどスニーカーで歩いてます。

特に問題はないですが外国人だけで行く場合はガイド同行がいいと思います。

ガイドはシーズンになればJoshimathに沢山いるので問題なし。

 

このようにJoshimath周辺にも魅力的な場所は多いので1週間位滞在するつもりで行くのがいいですね。

それではBadrinathへ向かいます。

 

Joshimath⇒Badrinath

Badrinathでアシュラムなどに泊まる方はゆっくりでいいですが、Joshimathからピストンする方は朝一で出発しましょう。

 

早朝のJoshimath

f:id:hirobkk:20210507225405j:plain

10月の終わりになるのでかなり寒いです。

 

なんとかバスで行くことができましたが、定期便のバスはこの日が最終、バスがおわってからは雪が降るまでの数日はジープで行くことができます。

 

Govind Ghat

f:id:hirobkk:20210507225411j:plain

Joshimathをでて30分もたってませんがここで停車。

シーズン中、この町は巡礼とトレッカーで賑わいます。

Govind Ghatを起点としGhangariaを経て花の谷とHem Kund Sahibへ行くことになります。一度に2か所を訪れる場合はGhangariaに2泊必要。

 

JoshimathからGovind Ghatへは一度標高を下げアルカナンダ川を渡りますが、Govind Ghatを過ぎるとどんどん標高を上げていき6,000峰が間近に見えてきました。

f:id:hirobkk:20210507225422j:plain

f:id:hirobkk:20210507225433j:plain

 

Joshimathから45km、約2時間

Badrinathに到着。

f:id:hirobkk:20210507225438j:plain

白くなっている山は6,000~7,000級の山で素晴らしい眺めです。

f:id:hirobkk:20210507225443j:plain

バスターミナルは巡礼の他、シーズンを終えて山を下りるBadrinathの人々で賑わいます。

 

バスターミナルから寺院に向かって歩いていくと左手に見える山がBadrinathのシンボル

Nilkantha<6,500m>

f:id:hirobkk:20210508195717j:plain

寺院に行くまで常に左手に見え続け圧倒的な存在感があります。周辺にはNilkanthaより高い山がいくつもありますが垂直にそびえたつ壁と山容が美しい。

別名:The Queen of Garhwal / ガルワールの女王

 

BadrinathからNilkantha方面へ30分ほどトレッキングするとCharan Padukaというヴィシュヌ神のfootprintが刻まれた岩がある。

 

余りの美しさにチャイハネで1時間休憩

f:id:hirobkk:20210507225509j:plain

まだ今宵の寝床も決めていないがNilkanthaの眺められる一等地にて休憩

一杯のチャイ+パイ+気のいい親父さんで十分1時間いられます。

 

一緒に来た方々からは完全に遅れを取りましたのでそろそろ寺院へ!

遂に見えてきてしまいました。。

なんだかんだRishikeshをでてから一週間かかってしまった。

f:id:hirobkk:20210507225514j:plain

 

さあこの手前の川を渡れば。。。

f:id:hirobkk:20210507225520j:plain

 

【Shree Badrinath Temple / श्री बद्रीनाथ मंदिर】

f:id:hirobkk:20210507225537j:plain

シーズンが終わりかけてますがまだまだ人は多い、山を下りる前の土地の方々も沢山いるようです。

さて、自分も見よう見まねで参拝を!と思っていたら一人の老紳士に声を掛けられます。なんとその方はSrinagarからJoshimathでバスの隣に座っていた方でした。

これから参拝だというのでお邪魔でなければご教示願いたいと伝えると了解していただけました。

このような特別な場所なのであまりいい加減な参拝はできないと少しプレッシャーがありましたので助かりました。

40分くらいかけて参拝を終えると老紳士が涙を流します。

その時は声を掛けられませんでしたが、寺院から出たあとにインド人にとってChar Dam Yatraを回ることはどのような感情になるのか?と少し遠回しに聞いてみました。

というのも、ここで参拝することは大変意義のあることだとわかってはいますが、ほかの参拝者で涙するような方はいなかったのです。

彼曰く

「我々にとってBadrinathへ来ることは本当に夢を追いかけることと同じでなんです。誰もが来れるわけではないのでChar Damを一つでも来ることができればほとんど夢を果たすことができたと言っていいでしょう。死ぬまでに来れてよかったよ、ありがとう。。」

本当は奥さんと来ると長い間夢見ていたそうですが、奥さんは歳をとり足腰が弱りここまでの移動に堪えられないのでKotdwarで待っているそうです。

「(奥さんを)連れてこれなかったのは、Badrinathへ来るまでにこれだけ年月をかけてしまった私の責任である!やっぱり一緒に来たかった。」

とまた、涙してました。

 

このようにただの観光で来た自分にでは想像もできない思いを持ってココに来る方がいるのだと、感動とともにうらやましさを感じました。

もちろん宗教や文化によるのですが、自分にとってこれほどの意味を持つ場所があるだろうか?いまだにそんなもんありません!恐らくこのまま人生を終えるでしょう。

ここでの出会いはこの後の人生にとても刺激になる出来事だとこの後思っていたのですが、今現在、頭の中身は学生の頃と大して変わっていません。

何も学習できなかったようです。。

 

老紳士はこの日の午前中のBadrinathを降りるのでこの後チャイを一緒に飲んでお別れ。

別れ際には時間があればKotdwarに来なさい!と連絡先を置いて行ってくれました。

まだこの時にはインターネットカフェが出始めたところで、スマートフォンなどは当然持ってません。自分に至ってはメールアドレスもありませんでしたので、手紙を書くしか方法はなく、その後何度か葉書は出してますので読んでいてくれるだろうと思います。

 

そしてまた一人。。

 

この時期Badrinathはシーズンを終え、宿坊などの宿泊施設のほとんどがクローズしていきます。それでもいくつか泊まるとこはあるので予算に応じて選びましょう。

スタンダードレベルの宿だと恐らくお湯はでないと思うので、もしどうしてもお湯につかりたければ寺院に前にヴァシシトがあるので入ることができます。

 

Tapt Kund

f:id:hirobkk:20210507225543j:plain

 

ここBadrinathですが、観光客にとって寺院だけではありません。

時間のある方は北に5kmのところにあるマナ村に寄ってみましょう。

ジープで行けば直ぐですが、すばらしい遊歩道があるのでのんびり1時間かけていくのがおすすめ。

 

マナへ

マナ方面への遊歩道

f:id:hirobkk:20210507225611j:plain

奥に見える雪を被った山は恐らくSaraswati Parbat<6,940>、この山の向こう側はチベットになります。

 

Badrinathを振り返ると尖った頂を持つNarayan Parvat<5,690m>が印象的。

f:id:hirobkk:20210507225548j:plain
f:id:hirobkk:20210507225555j:plain

f:id:hirobkk:20210507225605j:plain

 

Nilkanthaから流れ出る水

f:id:hirobkk:20210507225637j:plain

強烈に冷たいですが牛やロバは飲む!

f:id:hirobkk:20210507225649j:plain

 

そろそろマナに到着

f:id:hirobkk:20210507225713j:plain

 

この柵の中はインド軍の施設

f:id:hirobkk:20210507225719j:plain

ジープロードはチベット国境まで続いておりマナから先は一般車両は通行できません。

このあたりから国境警備地域になるのでしょう。

因みにこの柵の中その辺の子供と一緒に行ったら中に入れました。

 

どこでも子供は宝です。

f:id:hirobkk:20210507225731j:plain

 

マナでアルカナンダ川はサラスワティ川と合流

f:id:hirobkk:20210507225753j:plain

本流はここから西に折れてSatopanth Glacier

本流の先に見えるのは

Balakun<6,471m>

f:id:hirobkk:20210507225747j:plain

この本流沿いにはトレッキングルートがあり、シーズン中はガイドツアーのトレッカーで賑わいます。

トレッキングの目的地Satopanth Lakeまでは往復5日間

 

マナの入口、サラスワティ川沿いで修業をするサドゥー

f:id:hirobkk:20210507225811j:plain

彼はこの時5年間ここにとどまってました。

食事は1日1回で村の人が持ってきて普通に談笑して食べてましたね。

 

冬の準備でしょうか?

f:id:hirobkk:20210507225828j:plain

これから雪が降りますが、どういった準備なんでしょう?

聞きそびれてしまいました。

 

ここマナですが、本当に小さい村でいくつかの寺院、ティーストール、お土産屋があるだけです。たいていの人は1時間くらいで戻っていくようです。

実際、たいしてやることはありません、村も「Indian Last Village」を目玉にしてますね。

 

さて、マナ散策を終えたらBadrinathへ戻ります。

f:id:hirobkk:20210507225834j:plain

相変わらず素晴らしい眺めでこの道は往復する価値はありますよ。

 

夕方の寺院

f:id:hirobkk:20210507225845j:plain

この時期、Badrinathに泊まる人はほとんどいないので参拝客もかなり減ってきました。

 

数日Badrinathに滞在し満足したらJoshimathへ戻ります。

f:id:hirobkk:20210507225850j:plain

バスはないとわかっていてもダメ元でバススタンドへ。

一応バスが止まっていたのでJoshimathへ行くか?と聞いてみましたが団体用バスで降りるのは明日とのこと。。

もう1日泊まって翌日交渉して乗せてもらおうと思っていたところ、車のクラクションが聞こえます。

なんとJoshimathでよく顔を合わせていた男が登場。

f:id:hirobkk:20210507225856j:plain

自分は彼の名前は知らないのですがNeilと呼んでました。

本人は「俺そんなにかっこよくないよ。。」と照れてましたが、

初めて会った時から「お前はNeilだ!」と。。

Neil Nitin Mukesh

f:id:hirobkk:20210509004910j:plain

この年Johnny Gaddaar(2007)で映画デビューしたイケメン俳優。

 

Neilは状況をすぐに察したようで

「他のお客と乗り合いでよければ一緒に降りよう! バス代と同じでいいよ!」

お~なんとラッキーな!やはりBadrinath。。。神はいます。。

これで無事Joshimathに降り、数日過ごしたのち友人のいるRudraprayagに戻るのです。。。

 

これでBadrinath巡礼の旅は終わりますが最後に

おまけエピソード

Joshimathを朝一番のバスででて順調に下ってきましたが、突如山間のド田舎村で大渋滞に遭遇。一体こんなところでなんなのか?

ひたすらバスの中で待ちますが30分経っても動きません。

そのうち伝言ゲームのように前の車から伝わった話によると村の女性たちがストライキをして道路を封鎖しているとの事。

同じバスの客に聞いてみると

「こりゃあ4,5時間は終わらんよ、まだ昼だからねえ~」

そうなの!?

流石に4,5時間もバスにいても仕方ないので飯を食いに行きます。

一応車の流れがわかるとことにして尚且つストライキも見に行こうと・・

 

ここがストライキ現場、参加している女性の家族は強制参加させられてるので子供います。

f:id:hirobkk:20210503221512j:plain

 

現場のGauchar गौचर

のどかです。。

f:id:hirobkk:20210503221507j:plain

 

子供たちは参加させられてますが、友達と公園で遊ぶ感覚でしたね。

f:id:hirobkk:20210503221517j:plain

右横に並んでいるガスボンベがストの原因。

どうもガルワール地方の山間部には以前からガスの普及率がとても悪く問題になっていたのです。本当に山奥ならば薪を焚いて火をおこしますが、ここGauchar はそこそこ栄えてるんですね(それでもかなりの田舎です)。

家で家事をする女性としてはこのガスボンベがないことに対して堪忍袋の緒が切れてこのようなストを起こしていたのです。

急いではなかったですがいつ終わるかわからんストを待つのはきついです。

しかし周りのインド人は「しょーがねーよ。。」って感じで文句言って怒ってる人なんていないんですね。

土地の人がいいなら俺もいいかってなるわけですが、このようなことはインド在住時に何度か経験し非常にいい勉強をさせてもらったと思ってます。

まあ、ここはあきらめて飯をと思いましたが、クッキングガスがないんだから飯屋がやってないんです。

それでも商店はあるのでチョコレートやビスケットで飢えをしのぎます。

 

後はもうその辺のあんちゃん達とあらゆることを話して時間をつぶしました。

彼らにとってもこんなところで日本人とボリウッド映画の事やエッチな話ができるとは想像もしてなかったので楽しかったようです。

 

そして多分午後4時半くらいだと思いますが、なんか案山子みたいな藁人形に火をつけてみんなで「エイエイオー」みたいなことして終わってました。

「終わりなの?」ってきくと「そろそろ飯の支度をしなくちゃいけないから!」

ここで最初の4,5時間で終わるの意味が分かりました。。。飯の時間だからです。。

 

ここで時間つぶしに付き合ってくれた人たちとは名残惜しくなってしまい、彼らからも「せっかくだから今日は泊っていけ!」と声をかけてもらいました。(何がせっかくなんだかわかりませんが。。)

が!どうしてもその日中にRudraprayagまでいかねばならないので仕方なくバスに乗り込み出発しました。

f:id:hirobkk:20210503221523j:plain

もう何人の人と話したかわかりません!

最後はみんなに手を振ってお別れ!

因みにここの人たちSalman Khanのファン率が80%でした。

 

Badrinath、、、いい経験をありがとう。。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村

 

-Race3 / रेस 3 (2018)-

Bollywood No.010

Race 3 (2018) 

f:id:hirobkk:20180619173912j:plain

18JUL2018 Major Cineplexで鑑賞

 

先日特集したBobby Deolの出演作。

主役ではないですがなかなか重要な役を演じており涙がでそうになりました。。。。 

achar.pssamphran.com

 

EidのSalman映画で、前年のTubelightは久しぶりりコケましたが本作はどうでしょう?

www.pssamphran.com

 

テキトーに解説

本作もSalmanのセルフプロデュース。いろいろ新しい事を取り入れておりなかなか楽しかったです。

シリーズ前2作とは関連性はなく連続出演しているのはAnil KapoorとJacqueline Fernandez(Race2から)。

 

当初は前2作と同様にAbbas–Mustan監督/Saif Ali Khan主演で進んでましたが、Tips(制作会社)のRamesh TauraniがシリーズにSalman Khanを引き込もうとしたそうです。

これに対してSalmanがいくつかの変更を条件に同意し、監督がAbbas–Mustan⇒売れっ子コレオグラファーRemo D'Souza 、主演がSaif Ali Khan⇒Salman本人!に変更して制作されました。

 

ストーリーはいつものように多くは語れませんが、家族内の利権、嫉妬、家族愛などがコンセプトとなってます。タイトルのRaceとは生まれた時、出会った時からそれぞれのRaceは始まっているみたいなとこからきているようです。

 

各キャラの登場シーンではそれぞれ個性的な登場でした。

特にSikander Singh(Salman) Yash(Bobby)は自分たちでこれがやりたい!って自分で企画したんじゃないかな?

Sikander Singhの登場は☟

f:id:hirobkk:20180619191924j:plain

 

Yash

バイクで銃撃戦に乱入⇒バイクに乗ったままジャンプ⇒バイクジャンプ中にバック中降りをしますが、その際ダブルハンドで銃も連射して敵を打倒してるので1action with 2position入ってます。

ボビーはここが一番かっこよかった。

 

当初はShamsher Singh(Anil Kapoor)を中心に主要キャストがまとまっていましたが、Jessica(Jacqueline Fernandez)登場以降、それぞれの関係性がゴチャゴチャしていき最後のどんでん返しが。。。。

とにかく結末に近づいていくにつれ人々の思惑、真相がめまぐるしく変化します。

 

Cast

Salman Khan as Sikander Singh

f:id:hirobkk:20180620115345j:plain

冒頭で書いたように今回はこの映画を好きなようにできるポジションにいます。

フライングスーツは滑稽であり、アクションも中途半端(前作Tiger Zinda Haiの後だけに見劣りします)、Eidとstar powerでこの映画をHitに持って行くでしょう。

それでもインド人にはしびれるシーンがいくつもありました、残念なとこは登場シーンをもう少しためてほしかった。。。ちょろちょろと顔が出てきておりイマイチです、皆あの場面でSalmanがでてくるのは解っているのでドーンと登場してほしかったですね。

 

Ani Kapoor as Shamsher Singh

f:id:hirobkk:20180620115408j:plain

前2作との関連性は全くなし!一族のドンとして家族を仕切りますが最後はセコイところも。。。ここは前作を引き継いでますね。

個人的にこの映画ではベストの一人です。

Filmfare Award ノミネート16回、受賞6回 80年代中盤から2000年くらいまでのBollywoodを代表するスーパースターです。

Bollywoodでの活躍を知らない方でもSlumdog Millionaire(2009) "みのもんた" のポジションを演じた事で知られています。

Slumdog Millionaireの成功によりハリウッドでの仕事もこなすようになりました。

Mission: Impossible – Ghost Protocol(2011)での出演(ちょい役)ではトム・クルーズとの絡みはありませんでした。

 

Bobby Deol as Yash Singh

f:id:hirobkk:20180620115425j:plain

さて、ボビーの登場です。

とにかくかなり重要な役を与えられていたのでうれしい限りです。

最後はなんとSalmanとの格闘もあります、、、。

体はまあまあ作ってきましたが90年代にやっていたアクション演技と大差ありません、ここは流石ボビーです。

最後は人の良さも手伝ってSalmanに命を助けられました。

しかし単独のダンスシーンがあるなどかなり露出が多くファンとしては本当にうれしい限り。

この人、本当にいい人なんでしょうね。トップ俳優からもよくイジられ、インタビューの感触もいい(ギャグもいいますがまずスベります)。まだまだ頑張ってほしい、できることならもう一度単独主演で!

 

Daisy Shah as Sanjana Singh

f:id:hirobkk:20180620115430j:plain

Jai ho(2014)でヒロインをやっていたときはとにかく顔と体のバランスが悪いなあ~と感じていたのですが今作ではいくらか改善されてましたね。

アクションで頑張ってましたが特にナシ。。顔は可愛らしく結構好きなんですけどね。。

 

Saqib Saleem as Suraj Singh

f:id:hirobkk:20180620115501j:plain

ゴチャゴチャ文句ばかり言っており完全に小物感がでてました。

Daisy同様アクション頑張ってましたが特にナシ

 

Jacqueline Fernandez as Jessica

f:id:hirobkk:20180620115515j:plain

一応この映画のヒロイン。

Shamsher Singhを追うインターポールの潜入捜査官として一族みんなに絡んでいきます。マーシャルアーツの訓練をして臨みましたがアクションがぎこちないですね。。

Sanjanaとの格闘シーンはスピード感がなく動きもチープでした。

SalmanとはKick(2004)で共演

 

Sharat Saxena as Raghu Chacha

f:id:hirobkk:20180620115530j:plain

キャリア40年の大ベテラン

何でもこなしますが悪役、コメディが多いですね。

多くのスーパースターと多くの映画を共にしており、

ボリウッドになくてはならないロールアクターの一人。

今作でも渋い演技をしています。

序盤のカーアクションでのハンドルワークがイカしてます。

 

Freddy Daruwala as Rana

f:id:hirobkk:20180620115541j:plain

 本来はほうっておいていいような出演時間と扱いでしたが、この人はもっとやれると思うんですよね~?

序盤Shamsher Singhに殺されたかと思うと、途中Yashの携帯に"Rana"に着信があり存在を匂わせます。最後は満を持して登場したかと思うとあっさりSalmanに敗退。。。

通所のインタビューなんかを観てると人が好さそうなんでそこがダメなんですかね。

Daisy Shahもそうですが、珍しくグジャラート映画に出演してますがこの人グジャラート出身なんですね。

 

Music Scene

Party Chale On

Mika Singhが歌うノリノリのナンバル。


Party Chale On Song Video - Race 3 | Salman Khan | Mika Singh, Iulia Vantur | Vicky-Hardik

 

Selfish

劇中いくつかのバージョンがあり、そのうちの一つがボビー、Daisyのロマンスバージョンがあります。背景もよくロマンティックな設定なんですが相変わらずボビーは間の抜けた表情で踊ってます。


Selfish Song Video - Race 3 | Salman Khan, Bobby, Jacqueline | Atif Aslam, Iulia Vantur | Vishal

この"Selfish"を含め今回は2,3曲ですがSalmanが自ら作詞。

 

Location

多数箇所で撮影したと思われます。

解る範囲で劇中カンボジアと言われていたシーン、SalmanとBobbyがスーパーカーで銀行へ行くシーンです。

これは間違いなくBangkokのImpact Arenaです。突っ込みますが周りの建物に思いっきりタイ語が書かれており、ビルにはタイの国旗が掲揚されてました。

またMusic SceneではSamphran River SideのRose Garden、水上マーケットが使われており、Salmanが裏切られカンボジア軍に捕獲されていたジャングルはKanchanaburi

昨年SalmanのSNSでタイにJacqueline Fernandezと来ていることを知り"Race3"の撮影であることがすぐにわかりました。詳しくはどこで撮影しているのかわかりませんでしたが自宅の目と鼻の先(Samphran River)だったんですね。。ボビーに会いたかった。。。

タイ以外ではAbu Dhabi(一家の居住地)が多いと思われます。

砂漠のシーンはRajasthanとAbu Dhabiで撮ってるみたいですね。

I found loveは全編Ladakh雪景色の撮影の為4月だったそうですがスリランカ人のJacquelineにはきつかったですね。


I Found Love Song Video - Race 3 | Salman Khan, Jacqueline | Vishal Mishra | Bollywood Song 2018

 

まとめ

主要キャストの立ち位置がいろいろ変わり、しまいにSikander、、、実は全て何年も前から全て知っていたのだ!みたいな乱暴な話にしておりツッコミどころが多いですが、実際は野暮な話です。

インドに長くいたことのある方は解ると思いますがAnil Kapoor,Sharat Saxena,Bobby Deolあたりがでてる以上、ツッコミどころがあり古臭さがあるところがいいのです。

最後にAnil Kapoorが刑務所内で署長相手に賄賂交渉をする横でBobbyが必死に腕立て。。。なんじゃこりゃ?って感じですが、もしかしたらこのキャストでパート4があるのかな?

期待しましょう。。。

 

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村 

にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村

-Monsoon Wedding / मानसून वैडिंग (2001)-

Bollywood No.009

Monsoon Wedding (2001) 

f:id:hirobkk:20180520110411j:plain

  " Monsoon Wedding "をDVD鑑賞!

日本公開時に劇場(確かBunkamuraル・シネマ)で見た後、数年後にDVDを購入したのですがDVDで一回観たかどうか。。。

監督はMira Nair。

この方の映画をボリウッド映画と読んでいいものかわかりませんが作中ヒンドゥー語も使ってますのでいいでしょう。

 

テキトーに解説

日本で公開されたこともありインド映画に特に興味のない方でも観られた方は多いでしょう。何といってもカンヌでヴェネツィア国際映画祭で金獅子賞(作品賞)をとっているので知名度も高いです。

 

内容はシンプル。

娘の結婚式の準備をしている家族に、いくつかのサイドストーリーが絡み合います。短い時間(113分)の中にざっくりとうまくまとめてます。

興味のある方はこの映画からインドの結婚式の事を調べていくのもいいでしょう、ここがメインですから。

興味深いのはこの家族、Punjabi Hindus(パンジャーブ人でありながらヒンドゥー教徒)でありメイドは唯一のクリスチャンというところです。Punjabi Hindusは主にインド北部、北西部に集中しており有名なところで、以前エピソードを紹介したクリケットのスーパースター" Kapil Dev "がいます。

achar.pssamphran.com

 

ストーリーは花嫁の父ラリット(Naseeruddin Shah)を中心に進んでいきます。

基本ストーリーは結婚式の準備から式までと単純ですが、ここに家族内(親戚一同)でこるが含まれて最後はハッピーエンドを迎えます。

 

主なサイドストーリー
  1. ラリット家内部***妻ピンミー(Lillete Dubey)のストレス(性的なもの、夫との意見の食い違い、結婚式の資金繰りなど)からくる喫煙、衝動買い。また長男ヴァルンが男のくせにダンスや歌ばかりでスポーツもしないと不満をもつラリット
  2. 花嫁の不倫***花嫁のアディティ(Vasundhara Das)はTVキャスターである昔の恋人ヴィクラムと不倫関係にありこれを花婿ヘマント(Parvin Dabas)に打ち明けるまで。
  3. いとこ同士のラブストーリー***共にアディティのいとこであるラーフル(Randeep Hooda)アイーシャ(Neha Dubey)のラブストーリーはあまり深いとこまでは描かれず。最後の最後にこちらもいとこ同士のリア(Shefali Shah)と最後に登場したラーフルの兄弟であるウマンがいい感じで終わります。
  4. ウェディングプランナーとメイドの結婚***気に入った方も多いでしょう!デュベイ(Vijay Raaz)アリス(Tillotama Shome)、いろいろとあり最後は結婚までもっていきます。一番時間が割かれてましたね。
  5. テージ(Rajat Kapoor)の幼児性的虐待***リアは自らの体験を元に幼いアリーヤをテージから守ります。テージを追い出すシーンではラリットの心の葛藤をNaseeruddin Shahが上手く演じてます。


Cast

登場人物が多いので主だった方のみ。

Naseeruddin Shah as Lalit Verma

f:id:hirobkk:20180522235436j:plain

兄にIndian ArmyのLieutenant General(中将)を勤めたZameer Uddin Shahがおり奥さんは女優のRatna Pathakがいます。

俳優歴についてはもはや説明不要の名優。Filmfare Award はノミネート18回/受賞3回

ほぼ1990年以降ืの作品しか見ておりませんが、それでも30本は出演作を見ています。

なんでもこなすマルチ俳優です。

 

Sarfarosh(1999)

主演はAamir Khan、Sonali Bendreですがテロのボス件ガザル歌手を演じ存在感がありました。しかし最後の自害するシーンがショボかったのでそこが残念。現在ではすでに名優の評価を得ているNawazuddin Siddiquiのデビュー作でもあります。

f:id:hirobkk:20180526161729j:plain

 

Iqbal(2005)

Shreyas Talpade主演のクリケット物。

飲んだくれの元クリケット選手をうまく演じてます。

f:id:hirobkk:20180526163623j:plain

クリケット物ということもありKapil Devがゲスト出演してます。

 

最後にもう一本

Main Hoon Na(2004)

Shah Rukh Khan主演、振付師Farah Khanの初監督作のスーパーヒット映画

f:id:hirobkk:20180526164200j:plain

本作ではNaseeruddin Shahはゲスト出演。

序盤でスニール(Sunil Shetty)にさっさと殺されてしまうのですが、その際の横っ飛びピストル撃ちが素晴らしく紹介させてもらいました。

他にもIshqiya , The Dirty Picture , Finding Fannyで好演してます。

 

Lillete Dubey as Pimmi Verma

f:id:hirobkk:20180522235626j:plain

この人はいつもこんな感じです。

セクシーで気が強く豪快な母か姉。

やはりKal Ho Naa Ho(2003)での印象が強い。

本作では娘のNeha Dubeyと親子共演。

 

Vasundhara Das as Aditi Verma

f:id:hirobkk:20180522235754j:plain

女優よりプレイバックシンガーとして成功しましたね。


Chale Jaise Hawaien [Full Song] Main Hoon Na

 

Shefali Shah as Ria Verma

f:id:hirobkk:20180522235903j:plain

最も好きなサポーティングアクトレスの一人です。

日本関連ですと2007年の東京国際映画祭で最優秀女優賞:Gandhi My Father(2007)を受賞

f:id:hirobkk:20180526221018j:plain

何故か実際の年より上の役柄が多く、Waqt(2005)ではアミターブ バッチャンの妻でアクシェイ クマールの母役を好演。アミターブ バッチャンとは年の差30歳、息子役のアクシェイより5歳下。

f:id:hirobkk:20180526221927j:plain

重要な役ではなかったですが15 Park Avenueではラーフル ボースの妻役で出演していましたが相変わらず綺麗な女優さんだなあ~(当時33歳)と思わせてくれました。この映画はシャバーナ アズミ、ワヒーダ レヘマーンと強力な女優を配置していたけど直接の絡みが無かったのが残念。

f:id:hirobkk:20180526222836j:plain

 

現役ではありますが2度の結婚、出産(2子)などあり年に1本ペースでしか出演してません。現在の旦那さんはWaqtのプロデューサーVipul Amrutlal Shah

 

Vijay Raaz as P.K. Dubey

f:id:hirobkk:20180523000208j:plain

さて、下手をすると劇中で一番インパクトの強かったこの方。

この人には会って話をしたことがあります。

2004年 第17回東京国際映画祭で彼の作品がコンペ部門で出品されました。

モンスーンウェディングで評価を上げたとはいえ2004年時点でまだ一人の脇役でしかなかったのですがこのHari Om(2004)では堂々の主演。

f:id:hirobkk:20180526224756j:plain

内容ですがほとんど覚えていません。

白人観光客を助けるリキシャワラーの役でそこそこアクションもこなしていたような。。この映画が終わりゲストトークが終わった後Vijay Raazがロビーに出てきたんですよね。あまり覚えてないですが2005年以降の出演予定なんかを話したと思います。映画の中では役柄か落ち着いて話すシーンがないですが、普段は落ち着いて普通に話すんですね(あたりまえですが。。)

そんな事もあり2004年以降も彼の作品を追ってましたが耳に入ってくるニュースがドラッグで逮捕(2,3回あったような)とかいい話をあまり聞かないんですよね。たしかドバイの空港で大麻所持で捕まったときは映画の撮影の為にドバイに行ってました。なんで堂々と大麻持ってイミグレや税関を通ろうとしてんですかね?

それでもまだまだ現役で年に多数の映画に出演してます。

モンスーンウェディングの監督であるミーラナイールは彼の出演シーンにはかなりアドリブがあると語ってますが、ほかの作品でもアドリブが多数入っているだろうと思わせる演技を続けてます。

今回のモンスーンウェディングがベストに近いと思いますが、個人的に好きなのは下記の2本

Delhi 6(2009)

f:id:hirobkk:20180526233110j:plain

インスペクター役がかなり良かったです。

この映画もかなり曲者俳優が揃ってます、映画はコケましたがお気に入りの1本。

音楽はどれも秀逸。

 

No Problem(2010)

f:id:hirobkk:20180526233336j:plain

重要な役ではないですが、自殺願望者をらしく演じてます。

 

Rajat Kapoor as Tej Puri

f:id:hirobkk:20180523000547j:plain

幼児性的虐待の変態叔父役がはまってました。

この人は演技も悪くないのですが、とにかく人脈がすごい。主にアート系の映画に出演、監督しておりなかなかメインストリームにでてきません。

しかし彼が関わる作品は質が高く演技力のある俳優も集まるので娯楽性が少なくても無視できません。

Dasvidaniya(2008)

f:id:hirobkk:20180526235103j:plain

死を前にした主人公(ビィナイ パタク)が死ぬ前にすべき10項目を綴り、その中の一つ親友(ラジャトカプール)に会うの章で登場。

この作品はなかなかに素晴らしい映画ですので、すごく暇な方には是非観ていただきたい。


Dasvidaniya

 

Randeep Hooda as Rahul Chadha

f:id:hirobkk:20180523002513j:plain

この人も外せない。今作でデビュー!

ラリットからは声を掛けられる度にアホだのマヌケだのと言われていますが、ちゃっかりアイーシャとうまいことやってました。

脇でも重要な役をこなしておりKick(2014)ではSalman Khanを追うインスペクター役を好演。

同年では主演も張ります。

Highway(2014)

f:id:hirobkk:20180527002457j:plain

 

Music Scene

ミュージカルシーンは無く結婚式がテーマな為、因んだダンスシーンがいくつかあります。

全体的には音楽は◎

Kaavaan KaavaanなどのパンジャビソングはSukhwinder Singh、その他ガザルやインドの古いフォークソングを入れてます。

Kaavaan Kaavaan by Sukhwinder Singh


MONSOON WEDDING Trailer (2001) - The Criterion Collection

やはり秀逸。

さすがSukhwinder 兄貴。

伝説のこの曲も当然Sukhwinder Singhです。


Chaiyya Chaiyya (HD) Full Video Song | Dil Se | Shahrukh Khan, Malaika Arora Khan | Sukhwinder Singh

 

Chunari Chunari


Monsoon Wedding - Chunari Chunari

アイーシャが余興で踊った曲、途中からラーフルも踊りますがランディープ フーダのダンスシーンはかなりレアですね。

これはBiwi No.1(1999)がオリジナル。


Chunari Chunari | Abhijeet, Anuradha Sriram | Biwi No.1 | 1999 Songs | Salman Khan, Sushmita Sen

 

まとめ

監督のミーラ ナイールによる見事な娯楽映画です。

既にみている方も多いと思いますが必見でしょう。

インド映画が苦手な方でも間違いなく楽しめます。

f:id:hirobkk:20180527023751j:plain

 

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村 

にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村

Badrinath(バドリナート)巡礼とマナ

Chota Char Dham

ルカナンダ川源流 バドリナートへ!

 

インドに4年近くもいながらインドの宗教や文化についてはあまり詳しくありませんで。それでも周りの人や知人を見てきて土地の人々の宗教観や風習は少なからず感じることができました。

特に北部に滞在していた為、『ガンガー』は最も重要なフレーズの一つ。

 

このガンジス川にはChota Char Dhamという巡礼サーキットが存在します。

Chotaとは小さいを意味するのですが、本来Char Dham(神の住む4つの住居)というBadrinath(Uttarakhand州)、Rameswaram(Tamil Nadu州)、Dwaraka(Gujarat州)、Puri(Odisha州)の4カ所を回る巡礼があります。

このChar Dhamを周る機会はありませんでしたが、Chotaの方はいくつか行くことができました。

Chota Char Dham YatraとはUttarakhand州のGarhwalにある4つの寺院を周るYatra(ヤトラ)の事を指す。

この4つの寺院は全てガンジス川の支流であるとっても重要な川の源流に位置しており寺院に巡礼に行った際は川で沐浴し川の水を持ち帰ります。

 

そんなCahr Dhamの一つBadrinathに行った時の話です。

f:id:hirobkk:20210503150822j:plain

このYatraですが、基本的には誰でも行けます。

数時間のトレッキングが必要な場合もありますが、サリー着た年配のインド人の家族なんかも行きますのでだれでも大丈夫。

しいて言えば高度が問題になる方はいるかもしれません。標高は全て3,000m超えますので。。。

後は時間ですね。。

山奥で道路が災害で閉鎖になったりしますので長期旅行者でないと4つ周るのは難しいです。

現地では何社もツアーを出していますのでツアーを使うのが効率的。

大体10日~2週間位

f:id:hirobkk:20210503150826j:plain

自分が行ったのは10年以上前ですが、なんと現在Char Dham Railwayプロジェクトがありこの4つの寺院まで汽車を引いてしまうそうです。どこまで進んでいるのか知りませんが、立地的(チベット国境付近)にも軍事的価値が高いので本当にやるでしょうね。

アクセス

現在の状況がわからないので情報はあくまで2007年以前のものです。

バドリ―ナートへ向かう人はまずリシケシュに入ります。言わずと知れたヨガの聖地でアシュラムの並ぶLakshman JhulaやRam Jhulaはシーズンになるとインド人より外国人の方が多いくらい。

リシケシュまではバスやら汽車で各々入って行きましょう。

ここからツアー会社を使わずに行く方は、まずバスでJoshimathを目指します。

バススタンドはリシケシュ中心から北に少し行ったChandrabhaga川沿い。

デリーからバスで来た方はバスターミナルの場所が違うので注意しましょう。

ウッタラカンド山間部へのバスは早朝に出ますので事前に時間を確認しておきましょう。

 

リシケシュ⇒Joshimath(ジョシマート)

昼間のバススタンド 

f:id:hirobkk:20210503221124j:plain

 

ウッタラカンド山間部へのバスはまだ薄暗い早朝に出ます。

f:id:hirobkk:20210503221129j:plain

 

ジョシマートまでは約250kmの山道で8~10時間かかります。

道はリシケシュをでると20分くらいで山道になります。

 

Devprayag

(リシケシュから75km付近)手前で軽食とトイレ休憩

f:id:hirobkk:20210503221135j:plain

ここDevprayagでバギラティ川(ガンジス川本流はこちら)とアラカナンダ川が合流、ここより下流がいわゆるガンジス川と名を変えます。

ジョシマートへはアラカナンダ川を上っていきます。

 

Srinagar

(リシケシュから110km)付近のシヴァ像

f:id:hirobkk:20210503221142j:plain

ここは大きなカーブにありますのでとにかく目立ちます。

Srinagarはこの近辺では一番大きな町でありKumaon方面からの道路との合流地点。

ここで自分の隣りに老紳士が一人乗ってきました。

後にBarinathで再会する方ですがKotdwarから一人でいらしてました。

 

Alakananda川の渓谷美

f:id:hirobkk:20210503221147j:plain

流石に川幅が狭くきました。

 

Rudraprayag

(リシケシュから145km)近郊のAlakananda川

f:id:hirobkk:20210503221152j:plain

このRudraprayagには親友の実家があり当時は何度も行き来してましたが、この先はこの時が初めて。

また、ここはAlakananda川とMandakini川の合流点、Mandakini川の上流にはChar Dam一つであるKedarnath寺院があります。

 

Karnaprayag

(リシケシュから180km)

Alakananda川とPindar川(ナンダデヴィが形成するPindar氷河から流れでる)の合流点。

f:id:hirobkk:20210503221158j:plain

ここで休憩、もう日が落ち始めてますね。。

先ほどからナンチャラPrayagとありますが川の合流点を指します。

全て街の名称ではありますが、その町は川の合流点を意味してます。

 

写真は微妙ですが川の合流点

f:id:hirobkk:20210503221204j:plain

また、このルートにはPanch Prayag(5つの合流点)と言われる5つの神聖な川の合流点を指す言葉があります。もちろん今まで通ってきたDevprayag、Rudraprayag、Karnaprayagはそのうちの3つにあたりこの先にさらに2か所Nandaprayag、Vishnuprayagが出てきます。

 

終盤はずっとこんな感じ、Rのキツイカーブにはガードレールがありますが、山側にRがついてるとこだけ。

ここをガンガン飛ばしてすれ違っていきます。

f:id:hirobkk:20210503221211j:plain

f:id:hirobkk:20210503221218j:plain

 

Joshimath到着!

f:id:hirobkk:20210503221225j:plain

遠い道のりです。。。

平気で数時間遅れるので途中による町では必ず腹を満たしておきましょう!

この荷下ろししてるお兄さん、Joshimathの人なんですがすさまじい体力です。運転以外の事はほぼ彼が仕切っており、自分の見ていた限り一度も座らなかったと思います。

こうやって客の荷下ろしを最後までやってくれます、当たり前かと思いますが場合によってはこれを自分でやらなくてはいけないこともあります。

 

Joshimathの標高は1,875m、周りの山は5,000m級、雪がついてる山は6,000m級の山です。

f:id:hirobkk:20210503221231j:plain

 

流石にこの日はJoshimathに泊まりBadrinathへは翌日以降へ

f:id:hirobkk:20210504184213j:plain

ここからBadrinathは約50kmありバスか乗合ジープで行けます。

11月初頭の雪の降る前にシーズンが終了となりバスもBadrinathまでは冬は行き来しません、ジープも通年ではないですがバスよりはシーズンが長いようです。

 

この時、Badrinathへは全く急いでおらず、ジープも有ったので(バスはJoshimath到着日にシーズン終了)3,4日はAuliや周辺をトレッキングしてました。

Badrinathが目的の方は翌日でましょう。

 

Auli

標高2,800mインド最大のスキーリゾート

Joshimathの街からガツンとロープウェイでスキー場の上部まで上がれます。

ここでは南アジアウィンター選手権なども行われますが、なかなか設備があぶなっかしい。特にこのロープウェイがやばい。

f:id:hirobkk:20210503221348j:plain

架け替え前の谷川岳ロープウェイ』を思い出しました。

そもそも南アジア選手権なんですがアフガニスタンバングラデシュブータン、インド、イラン、モルディブ、ネパール、パキスタンスリランカが対象国なんですよね。

モルディブスリランカに選手なんぞいるのだろうか?

 

観光の方はここでのんびりした後ロープウェイで降ります、ここら先はトレッカーと羊飼いの世界になります。

Auliを起点とするトレッキングルートはいくつかありますが、どれも素晴らしい眺めがギャランティされてます。基本的にはガイド雇うべきだと思いますが日帰りで周辺を歩く程度なら大丈夫でしょう。

Auli起点だと1週間かけてKuari Passを超えるルートがもっともポピュラー。

トレッキングルートから見られる7,000m峰

Nanda Devi <7,816m>

f:id:hirobkk:20210503221426j:plain

山頂のピラミッドが隠れて綺麗にとれてません。

国境にまたがらずインド純正の山で国内最高峰

---Gurso Bugyal<3,056m>からの眺め

 

Trisul<7,120m>

f:id:hirobkk:20210503221336j:plain

 

Dunagiri<7,066m>

f:id:hirobkk:20210503221407j:plain

ご存じの方もいるかと思いますがこの山塊の谷間が有名な " Valley of Flowers National Park/花の谷 "、そしてシク教の聖地Hem Kund Sahibがあり周りを囲んでいる山は6,000級の山々です。

f:id:hirobkk:20210503221401j:plain

この時はシーズンオフなのでここへは改めて登りに行きました。

因みに巡礼者やツアー客が行くところなのでルートはかなり歩きやすく、巡礼組はほとんどスニーカーで歩いてます。

特に問題はないですが外国人だけで行く場合はガイド同行がいいと思います。

ガイドはシーズンになればJoshimathに沢山いるので問題なし。

 

このようにJoshimath周辺にも魅力的な場所は多いので1週間位滞在するつもりで行くのがいいですね。

それではBadrinathへ向かいます。

 

Joshimath⇒Badrinath

Badrinathでアシュラムなどに泊まる方はゆっくりでいいですが、Joshimathからピストンする方は朝一で出発しましょう。

 

早朝のJoshimath

f:id:hirobkk:20210507225405j:plain

10月の終わりになるのでかなり寒いです。

 

なんとかバスで行くことができましたが、定期便のバスはこの日が最終、バスがおわってからは雪が降るまでの数日はジープで行くことができます。

 

Govind Ghat

f:id:hirobkk:20210507225411j:plain

Joshimathをでて30分もたってませんがここで停車。

シーズン中、この町は巡礼とトレッカーで賑わいます。

Govind Ghatを起点としGhangariaを経て花の谷とHem Kund Sahibへ行くことになります。一度に2か所を訪れる場合はGhangariaに2泊必要。

 

JoshimathからGovind Ghatへは一度標高を下げアルカナンダ川を渡りますが、Govind Ghatを過ぎるとどんどん標高を上げていき6,000峰が間近に見えてきました。

f:id:hirobkk:20210507225422j:plain

f:id:hirobkk:20210507225433j:plain

 

Joshimathから45km、約2時間

Badrinathに到着。

f:id:hirobkk:20210507225438j:plain

白くなっている山は6,000~7,000級の山で素晴らしい眺めです。

f:id:hirobkk:20210507225443j:plain

バスターミナルは巡礼の他、シーズンを終えて山を下りるBadrinathの人々で賑わいます。

 

バスターミナルから寺院に向かって歩いていくと左手に見える山がBadrinathのシンボル

Nilkantha<6,500m>

f:id:hirobkk:20210508195717j:plain

寺院に行くまで常に左手に見え続け圧倒的な存在感があります。周辺にはNilkanthaより高い山がいくつもありますが垂直にそびえたつ壁と山容が美しい。

別名:The Queen of Garhwal / ガルワールの女王

 

BadrinathからNilkantha方面へ30分ほどトレッキングするとCharan Padukaというヴィシュヌ神のfootprintが刻まれた岩がある。

 

余りの美しさにチャイハネで1時間休憩

f:id:hirobkk:20210507225509j:plain

まだ今宵の寝床も決めていないがNilkanthaの眺められる一等地にて休憩

一杯のチャイ+パイ+気のいい親父さんで十分1時間いられます。

 

一緒に来た方々からは完全に遅れを取りましたのでそろそろ寺院へ!

遂に見えてきてしまいました。。

なんだかんだRishikeshをでてから一週間かかってしまった。

f:id:hirobkk:20210507225514j:plain

 

さあこの手前の川を渡れば。。。

f:id:hirobkk:20210507225520j:plain

 

【Shree Badrinath Temple / श्री बद्रीनाथ मंदिर】

f:id:hirobkk:20210507225537j:plain

シーズンが終わりかけてますがまだまだ人は多い、山を下りる前の土地の方々も沢山いるようです。

さて、自分も見よう見まねで参拝を!と思っていたら一人の老紳士に声を掛けられます。なんとその方はSrinagarからJoshimathでバスの隣に座っていた方でした。

これから参拝だというのでお邪魔でなければご教示願いたいと伝えると了解していただけました。

このような特別な場所なのであまりいい加減な参拝はできないと少しプレッシャーがありましたので助かりました。

40分くらいかけて参拝を終えると老紳士が涙を流します。

その時は声を掛けられませんでしたが、寺院から出たあとにインド人にとってChar Dam Yatraを回ることはどのような感情になるのか?と少し遠回しに聞いてみました。

というのも、ここで参拝することは大変意義のあることだとわかってはいますが、ほかの参拝者で涙するような方はいなかったのです。

彼曰く

「我々にとってBadrinathへ来ることは本当に夢を追いかけることと同じでなんです。誰もが来れるわけではないのでChar Damを一つでも来ることができればほとんど夢を果たすことができたと言っていいでしょう。死ぬまでに来れてよかったよ、ありがとう。。」

本当は奥さんと来ると長い間夢見ていたそうですが、奥さんは歳をとり足腰が弱りここまでの移動に堪えられないのでKotdwarで待っているそうです。

「(奥さんを)連れてこれなかったのは、Badrinathへ来るまでにこれだけ年月をかけてしまった私の責任である!やっぱり一緒に来たかった。」

とまた、涙してました。

 

このようにただの観光で来た自分にでは想像もできない思いを持ってココに来る方がいるのだと、感動とともにうらやましさを感じました。

もちろん宗教や文化によるのですが、自分にとってこれほどの意味を持つ場所があるだろうか?いまだにそんなもんありません!恐らくこのまま人生を終えるでしょう。

ここでの出会いはこの後の人生にとても刺激になる出来事だとこの後思っていたのですが、今現在、頭の中身は学生の頃と大して変わっていません。

何も学習できなかったようです。。

 

老紳士はこの日の午前中のBadrinathを降りるのでこの後チャイを一緒に飲んでお別れ。

別れ際には時間があればKotdwarに来なさい!と連絡先を置いて行ってくれました。

まだこの時にはインターネットカフェが出始めたところで、スマートフォンなどは当然持ってません。自分に至ってはメールアドレスもありませんでしたので、手紙を書くしか方法はなく、その後何度か葉書は出してますので読んでいてくれるだろうと思います。

 

そしてまた一人。。

 

この時期Badrinathはシーズンを終え、宿坊などの宿泊施設のほとんどがクローズしていきます。それでもいくつか泊まるとこはあるので予算に応じて選びましょう。

スタンダードレベルの宿だと恐らくお湯はでないと思うので、もしどうしてもお湯につかりたければ寺院に前にヴァシシトがあるので入ることができます。

 

Tapt Kund

f:id:hirobkk:20210507225543j:plain

 

ここBadrinathですが、観光客にとって寺院だけではありません。

時間のある方は北に5kmのところにあるマナ村に寄ってみましょう。

ジープで行けば直ぐですが、すばらしい遊歩道があるのでのんびり1時間かけていくのがおすすめ。

 

マナへ

マナ方面への遊歩道

f:id:hirobkk:20210507225611j:plain

奥に見える雪を被った山は恐らくSaraswati Parbat<6,940>、この山の向こう側はチベットになります。

 

Badrinathを振り返ると尖った頂を持つNarayan Parvat<5,690m>が印象的。

f:id:hirobkk:20210507225548j:plain
f:id:hirobkk:20210507225555j:plain

f:id:hirobkk:20210507225605j:plain

 

Nilkanthaから流れ出る水

f:id:hirobkk:20210507225637j:plain

強烈に冷たいですが牛やロバは飲む!

f:id:hirobkk:20210507225649j:plain

 

そろそろマナに到着

f:id:hirobkk:20210507225713j:plain

 

この柵の中はインド軍の施設

f:id:hirobkk:20210507225719j:plain

ジープロードはチベット国境まで続いておりマナから先は一般車両は通行できません。

このあたりから国境警備地域になるのでしょう。

因みにこの柵の中その辺の子供と一緒に行ったら中に入れました。

 

どこでも子供は宝です。

f:id:hirobkk:20210507225731j:plain

 

マナでアルカナンダ川はサラスワティ川と合流

f:id:hirobkk:20210507225753j:plain

本流はここから西に折れてSatopanth Glacier

本流の先に見えるのは

Balakun<6,471m>

f:id:hirobkk:20210507225747j:plain

この本流沿いにはトレッキングルートがあり、シーズン中はガイドツアーのトレッカーで賑わいます。

トレッキングの目的地Satopanth Lakeまでは往復5日間

 

マナの入口、サラスワティ川沿いで修業をするサドゥー

f:id:hirobkk:20210507225811j:plain

彼はこの時5年間ここにとどまってました。

食事は1日1回で村の人が持ってきて普通に談笑して食べてましたね。

 

冬の準備でしょうか?

f:id:hirobkk:20210507225828j:plain

これから雪が降りますが、どういった準備なんでしょう?

聞きそびれてしまいました。

 

ここマナですが、本当に小さい村でいくつかの寺院、ティーストール、お土産屋があるだけです。たいていの人は1時間くらいで戻っていくようです。

実際、たいしてやることはありません、村も「Indian Last Village」を目玉にしてますね。

 

さて、マナ散策を終えたらBadrinathへ戻ります。

f:id:hirobkk:20210507225834j:plain

相変わらず素晴らしい眺めでこの道は往復する価値はありますよ。

 

夕方の寺院

f:id:hirobkk:20210507225845j:plain

この時期、Badrinathに泊まる人はほとんどいないので参拝客もかなり減ってきました。

 

数日Badrinathに滞在し満足したらJoshimathへ戻ります。

f:id:hirobkk:20210507225850j:plain

バスはないとわかっていてもダメ元でバススタンドへ。

一応バスが止まっていたのでJoshimathへ行くか?と聞いてみましたが団体用バスで降りるのは明日とのこと。。

もう1日泊まって翌日交渉して乗せてもらおうと思っていたところ、車のクラクションが聞こえます。

なんとJoshimathでよく顔を合わせていた男が登場。

f:id:hirobkk:20210507225856j:plain

自分は彼の名前は知らないのですがNeilと呼んでました。

本人は「俺そんなにかっこよくないよ。。」と照れてましたが、

初めて会った時から「お前はNeilだ!」と。。

Neil Nitin Mukesh

f:id:hirobkk:20210509004910j:plain

この年Johnny Gaddaar(2007)で映画デビューしたイケメン俳優。

 

Neilは状況をすぐに察したようで

「他のお客と乗り合いでよければ一緒に降りよう! バス代と同じでいいよ!」

お~なんとラッキーな!やはりBadrinath。。。神はいます。。

これで無事Joshimathに降り、数日過ごしたのち友人のいるRudraprayagに戻るのです。。。

 

これでBadrinath巡礼の旅は終わりますが最後に

おまけエピソード

Joshimathを朝一番のバスででて順調に下ってきましたが、突如山間のド田舎村で大渋滞に遭遇。一体こんなところでなんなのか?

ひたすらバスの中で待ちますが30分経っても動きません。

そのうち伝言ゲームのように前の車から伝わった話によると村の女性たちがストライキをして道路を封鎖しているとの事。

同じバスの客に聞いてみると

「こりゃあ4,5時間は終わらんよ、まだ昼だからねえ~」

そうなの!?

流石に4,5時間もバスにいても仕方ないので飯を食いに行きます。

一応車の流れがわかるとことにして尚且つストライキも見に行こうと・・

 

ここがストライキ現場、参加している女性の家族は強制参加させられてるので子供います。

f:id:hirobkk:20210503221512j:plain

 

現場のGauchar गौचर

のどかです。。

f:id:hirobkk:20210503221507j:plain

 

子供たちは参加させられてますが、友達と公園で遊ぶ感覚でしたね。

f:id:hirobkk:20210503221517j:plain

右横に並んでいるガスボンベがストの原因。

どうもガルワール地方の山間部には以前からガスの普及率がとても悪く問題になっていたのです。本当に山奥ならば薪を焚いて火をおこしますが、ここGauchar はそこそこ栄えてるんですね(それでもかなりの田舎です)。

家で家事をする女性としてはこのガスボンベがないことに対して堪忍袋の緒が切れてこのようなストを起こしていたのです。

急いではなかったですがいつ終わるかわからんストを待つのはきついです。

しかし周りのインド人は「しょーがねーよ。。」って感じで文句言って怒ってる人なんていないんですね。

土地の人がいいなら俺もいいかってなるわけですが、このようなことはインド在住時に何度か経験し非常にいい勉強をさせてもらったと思ってます。

まあ、ここはあきらめて飯をと思いましたが、クッキングガスがないんだから飯屋がやってないんです。

それでも商店はあるのでチョコレートやビスケットで飢えをしのぎます。

 

後はもうその辺のあんちゃん達とあらゆることを話して時間をつぶしました。

彼らにとってもこんなところで日本人とボリウッド映画の事やエッチな話ができるとは想像もしてなかったので楽しかったようです。

 

そして多分午後4時半くらいだと思いますが、なんか案山子みたいな藁人形に火をつけてみんなで「エイエイオー」みたいなことして終わってました。

「終わりなの?」ってきくと「そろそろ飯の支度をしなくちゃいけないから!」

ここで最初の4,5時間で終わるの意味が分かりました。。。飯の時間だからです。。

 

ここで時間つぶしに付き合ってくれた人たちとは名残惜しくなってしまい、彼らからも「せっかくだから今日は泊っていけ!」と声をかけてもらいました。(何がせっかくなんだかわかりませんが。。)

が!どうしてもその日中にRudraprayagまでいかねばならないので仕方なくバスに乗り込み出発しました。

f:id:hirobkk:20210503221523j:plain

もう何人の人と話したかわかりません!

最後はみんなに手を振ってお別れ!

因みにここの人たちSalman Khanのファン率が80%でした。

 

Badrinath、、、いい経験をありがとう。。

 

にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村

 

-Tiger Zinda Hai / टाइगर जिंदा है (2017)-

Bollywood No.008

Tiger Zinda Hai (2017) 

f:id:hirobkk:20180206104737j:plain

ポスターにあるように今回はKatrinaはアクションをさらに頑張ります。

事前にシリーズ前作を見てますので女房も乗り気で劇場で観賞!

achar.pssamphran.com

 

テキトーに解説

2014年6月、46人のインド人ナースがイラクで23日間に渡って拉致された実話がストーリーに取り込まれてます。

いやあよかったですね~

特に目新しいものは感じませんでしたがテンポがよかったですね。

インド国内で見るべき映画ですがしかたありません。。。

 

映画は過激派武装集団のリーダー(Abu Usman)が銃で撃たれたところから始まります。。。リーダーを治療すべく病院に連れていきますが、そこにはインド人、パキスタン人からなる看護士団がいました。彼女たちは武将集団の負傷者を治療看護すべく軟禁されます。

看護士の一人が携帯電話で拉致されていることを外部に報告したことでインド政府、在イラクアメリカ軍に伝わるのですが、アメリカ軍はこれを機に病院を空爆してAbu Usmanを葬ってしまおうと決定します。なんとかナースを救出したいShenoy(Tigerの元上司でRAWのチェアマン)は顔見知りのアメリカ軍司令官に掛け合います。

交渉の結果、空爆まで7日間の猶予をもらいます。

インド政府内で会議をしている最中に7日間で解決するのは不可能!とだれかが口にします。

そこでShenoy「いや、Tigerならできる」

だれか「はっ!Tigerは死んだはずでは?」

そして、ここぞとばかりにShenoy

「nahi " Tiger Zinda Hai !!! "」(タイガーは生きている)

そこからTigerの現況(Zoyaとの間に子供をもうけスイスだったかな?に住む)、Shenoyとの再会からあーだこーだありイラクへナースを救出に行くことになります。

まあとにかくチャンスがあったら見てください。

どーも調べたら前作Ek Tha Tigerが日本で"タイガー伝説なるスパイ"なる題名でDVD化されているようなのでできれば予習をしていったほうがいいでしょう。(DVD化とはすごい!劇場公開があったんですかね?)


Cast


Salman Khan as Tiger(Avinash Singh Rathore)

f:id:hirobkk:20180207232448j:plain

特に言う事なし、圧倒的な存在感で観客を魅了します。。。。

 

Katrina Kaif as Zoya 

f:id:hirobkk:20180207232455j:plain

銃の構えがぎこちないですが、アクションがよかったです。特に格闘シーンは。。。

30代半ばを迎えて女性の魅力がさらに出てきました。相変わらずSalmanとの相性はいいです。

今回は完全な悪党退治ですので前作より激しくやりあいます。

Tigerと二人で撃ちに撃ちまくってます、ピストル、機関銃、さらにロケットランチャーも数発飛ばしてましたね。

 

Paresh Rawal as Firdauz aka Tohbaan

f:id:hirobkk:20180207235623j:plain

怪しい、、実に怪しい。。。

元々見た目が怪しいのですが、今作はさらに怪しい。。。

しかし表現力は流石です。

存在感、インパクト、まさに名優!

 

Gavie Chahal as Captain Abrar

f:id:hirobkk:20180208000146j:plain

キャップ!どうしちゃったんですか?

もう完全に小物に成り下がってました。

前作で気に入った俳優さんですが、今回はパキスタンの諜報員の雰囲気はまったくありません。

次回作のアナウンスが出てないのでもうでてこないかな?

 

Sajjad Delafrooz as Abu Usman

f:id:hirobkk:20180208000352j:plain

 全く知りませんでした。

イランの方のようです。

Baby(2015 / Akshay Kumar主演)に出ていたようですが流石にわかりません。

Bollywood映画に出ることは子供のころからの夢だったそうですが、Hindu語の問題などにより俳優のデビューが2011年(28歳)と遅くなってしまったそうです。

勤めていた会社(PRマネージャー)を辞めて映画の世界に入ってきました。

そう考えると今回は大抜擢ですよね!夢がかないました。

インドでもだれだこれは?みたいな事で評判になったようです。。

が!、個人的にはちょっとミスキャストのような気がしました。

映画の中でもなんか目がやさしいんですよね。。ナースに優しくなったり。

こいつはどこかで改心していい人になるんでないのかと思ってみてました。しませんでしたが。。。

 

Location

アブダビ(砂漠)、オーストリア(救出作戦の参加前、Tiger,Zoyaが子供と暮らしているシーン)、モロッコ、サウスデリー。。。

特別気になるところはなかったですね。

ギリシャでも撮影がありましたがエンドロールの音楽“swag se karenge sabka swagat”のとこだけかもしれません。

 

Music Scene

 

Swag Se Swagat


Swag Se Swagat Song | Tiger Zinda Hai | Salman Khan | Katrina Kaif | Vishal Dadlani | Neha Bhasin

そうなんです、このタイプ。

どうしてもKatrinaに合っている気がしません。振り付けが。。。

 

Dil Diyan Gallan


Dil Diyan Gallan Song | Tiger Zinda Hai | Salman Khan | Katrina Kaif | Atif Aslam

Atif Aslamのバラードです。秀逸。。


まとめ

パキスタンと協力して何かをする。。。

こんな映画、以前は本当に皆無でした。

必要以上に巨悪として映画のストーリーに組み込まれていました。。。

少し近づくと何かが起こるといった歴史ですので。。。

昨年も何名かの監督が今後パキスタン人の俳優は使わないとアナウンスしてました。

Ali Zafarなんて好きな俳優さんなのでそんな事言わずにまた使ってほしい。。。

ちなみに今回終わり方が前作と一緒です。3回目があるかな?Captain Abrarには次回こそ期待したい。

 

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村 

にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村

 

Rani Mukerji(ラニー・ムケルジー)

Bollywood Star file.2

Rani Mukerji

本名: 同じ 現在43歳 既婚、1児の母。

f:id:hirobkk:20200413151828j:plain

この人は初めて実物を見たボリウッドスター。

自分にとってインド映画において重要な女優が2人いますがRaniはそのうちの一人。

特別好きであるとか、演力が高いという評価をしているのではなく、ボリウッド映画を観てきたことにおいて特別重要人物ということです。

自分とRaniとの馴れ初めは別途記載しているので省略。。。

hirobkk.hatenablog.com

 

初めて見たときの印象はかわいらしい女優だけど、やけに肌を白く見せようとしているなあ~と感じましたが、自分の意志でどうこうできるキャリアと年齢(19歳)ではなかったと思うのでしかたがなかったのかな?

 

セクシー系でもなく特別美人だとも思わないのですが、持っている雰囲気が好きなんですよね。

 

 

経歴

後術しますが、ムケルジー一家は有名な映画一族。

しかしRaniは当初映画関連の職業に興味を持たず何か別の職業に就きたいと考えていたそうです。

2001年 Thr Tribune , Chandhigarhのインタヴューでこのように答えてます。

『there were already too many actresses at home and I wanted to be someone different. 』

既に家には沢山の女優がいたので、女優とは別のものになりたかった。

その為か、ハイスクールでは" ホームサイエンス "を取得。またタイの古典舞踊" オリッシー(odissi)"のトレーニングもします。

そんな彼女に女優としてのキャリアをスタートさせたのはSalim Khan

Salman , Arbaaz , Sohail Khanの父で2番目の妻は元祖セクシーダンサー兼女優のHelen.

SalimはRaniが16歳の時に自信が共同制作を務めるAa Gale Lag Jaa(1994)のヒロインをオファー、これはまだ若すぎると父の反対があったので拒否(ヒロインはUrmila Matondkarに)。Salim叔父はこれに諦めず1996年に再オファー!これには母の勧めもありオファーを受けます、Raniは撮影前に演技学校(今もムンバイにあるRoshan Taneja'Acting School)でレッスンを受けるなど準備をしてから望みます。

 

ボリウッドデヴュー

そして1996年Raja Ki Aayegi Baraatボリウッドデビュー!

f:id:hirobkk:20210505132350j:plain

この作品で共演したShadaab Khanとのダブルデヴューでしたが、Raniより彼の方に注目されていたのでしょう。なんせインドで最大の悪役Gabbar Singh(Sholay/1975)を演じたAmjad Khanの息子です。サポートキャストもDivya Dutta, Mohnish Behl, Gulshan Groverとなかなか味のある俳優をそろえてましたが、ストーリーにまとまりがなくヒットするまでには至りませんでした。

1997年は出演がありませんでしたが、2作目のVikram Bhatt監督" Ghulam(1998) "でAamir Khanと共演。映画はヒットを飛ばしRaniの演技も評価されます。

 

初のFilmfare Award受賞

そして次作はBlockbuster Movie " Kuch Kuch Hota Hai(1998)/Karan Johar監督 "でセカンドヒロインを演じいきなりFilmfare Award for Best Supporting Actressを受賞!!!

この時まだデヴュー3作目にして20歳です。

ここでドーンと上がります、しかし2000年代に入ってから年間5~6本の作品に出演を続けますが、なかなか単独ヒロインでのヒットがでません。

 

ブレイク

彼女を単独ヒロインとしての地位を確立させたのは" Saathiya(2002) " 共演が同年デヴューで2世代俳優として注目されていたVivek Oberoiというのもあり映画はヒットしRaniの演技も評価されます。

Saathiya以降はRaniも少し作品を選ぶようになったんですかね?

2002以前はなんでもかんでも出演してたように見えますが2003以降はしょーもない作品に出ることが少なく演技の評価も上げます。

 

絶頂期

この2003-2006年が彼女の絶頂期にあたり完全にボリウッドのトップ女優となります。ざっと上げると👇

Chalte Chalte(2003) - Filmfare Award for Best Actressノミネート
Yuva(2004) - Filmfare Award for Best Supporting Actress受賞
Hum Tum(2004) - Filmfare Award for Best Actress受賞
Veer-Zaara(2004) - Filmfare Award for Best Supporting Actressノミネート
Black(2005) - Filmfare Award for Best Actress受賞
Bunty Aur Babli(2005) - Filmfare Award for Best Actressノミネート
Kabhi Alvida Naa Kehna(2006) - Filmfare Award for Best Actress受賞

圧巻は2004年3作に出演しFilmfareで主演と助演を受賞!

*個人的には主演女優賞はVeer-ZaaraのPreity Zintaですが、Preityは前年のKal Ho Naa Hoで受賞してるのでRaniにいったのかな?

 

低迷期

2006年のBaabul以降再び出演作の作風に変化がでます。

大人のロマンスやドラマではなく少し年齢層を下げたファミリーや子供向けの映画に出演をします。*コールガールを演じたLaaga Chunari Mein Daag(2007)は例外

この2007-2009年し出演したRaniの演技は批評家からの受けが悪く、ほぼすべての作品がYash Raj FilmだったことからYRF専用女優などと皮肉を受けます。

減量などをして役作りに努めますがうまくいかず2010年は出演作がありませんでした。

 

再起

またまた作風に変化が訪れます。

2011年からは犯罪スリラー的な作品に出演。

1999年のJessica Lal殺人事件をテーマにしたNo One Killed Jessica(1999)で事件の真相に迫るジャーナリスト役を好演。この演技でBlack(2005) 以来6年ぶりにFilmfare Awards(Best Supporting Actress)を受賞!

2012にはAamir Khan , Kareena Kapoor共演のTalaash: The Answer Lies Withinでも好演。

2009年までと変わってシリアスで重い雰囲気の映画への出演が増え再度ピークを迎えた感があります。

その後もサスペンス系の映画に出ていますが2013年のBombay Talkies以降彼女の作品は見ておらずMardaani(2014)あたりは見ないといけないなあと思ってます。

あまりプライベートをメディアに語らないRaniですが、交際相手が大物すぎて常に話題に取り上げられてしまいます。それも2014年に現YRFの会長兼プロデューサーのAditya Chopraと結婚し落ち着き、2015年には出産などもあり2015-2017は映画出演はありませんでした。2018年にスクリーンにカムバック後は、年1本ペースで出演し2021年にはBunty Aur Babli(2005)の続編

【Bunty Aur Babli 2】がアナウンスされ撮影も終了していますが、コロナウィルスの影響で未だ公開に至ってません。

f:id:hirobkk:20210505143725j:plain 

 

Rani Mukerjiおススメ5本!

現在まで50作に出演(特別出演含め)しておりそのうちの39作品を観ていました。近々の5作品は見ていないのでそれまでは45分の39とかなりの鑑賞率です。

その中からおススメの5本を紹介!

Chalte Chalte(2003)

f:id:hirobkk:20200414160428j:plain

2000-2009年の間Shah Rukh Khanとは最低でも年間1作品は共演をしてますが、単独でLeading Roleを務めている作品は意外と少ないんですね。Chalte Chalteはほぼ主演二人の世界で作られている作品。

それなりにヒットはしましたが、印象に残るような名作ではなく、かる~く見れるラブコメディです。トラックの運ちゃんと金持ちのファッションデザイナーのラブストーリーというインドでは非現実的な話ですがこれを突っ込むのは野暮です。

音楽は映画の雰囲気にあったいい曲がそろっており無難な出来。

Suno Na Suno Na


Suno Na Suno Na Full HD (Video Song) Chalte Chalte | Shahrukh Khan, Rani Mukherjee

ギリシャでのロケですがインド映画ではあまりないですね。。

 

Paheli(2005)

f:id:hirobkk:20200414181819j:plain

本作はDuvidha(1973)のリメイクで原作はラジャスターンに伝わる民話をVijaydan Dethaが小説化したもの。

f:id:hirobkk:20200414185410j:plain

『夫になりたかった幽霊』で日本の映画祭でも上映されたので見た方もいるかもしれませんね。

主演を演じたRaisa Padamseeさんはインド-フランスのハーフで出演時ヒンドゥー語は話せず。

 

Paheliの方

興行的にはコケましたが、出演者の衣装、ハーヴェリー、ラジャスタンの風景が素晴らしい。

またこの映画のRaniは本当に美しい。。

ラジャスターンの民族衣装をきて踊る姿も見事!

Kangna Re


'Kangna Re' | Paheli | Rani mukherjee, Shahrukh Khan

撮影はラジャスターン州のJaipur周辺でJaipurのNarain Niwas PalaceやShekhawati地方が美しい。特にShekhawatiは初めてインドに行った際、騙されて訳も解らず訪れた場所なのにとても感動したのを思い出します。

 

Saathiya(2002)

f:id:hirobkk:20200414191221j:plain

Mani Ratnam監督のタミル映画Alaipayuthey(2000) のリメイク。Ratnam監督は本作でもプロデューサーの一人に名を連ねており、音楽はA. R. Rahmanが2作とも手掛けます。

前半の結婚までのプロセスは少しChalte Chalteと似てますが雰囲気は重い。。中盤以降スター2名が特別出演し『おっ!』と思わせます。

いろいろな問題、アクシデントを乗り越えハッピーエンドで終わるというお約束の展開ですが、A. R. Rahmanが手掛ける音楽が素晴らしい。Rahmanにとっては珍しいことではありませんが、同年の賞を総ナメしてます。

また、Vivek Oberoiは同年デヴュー、二世俳優(父は個性は俳優のSuresh Oberoi)、film actingの博士号取得者などのステータスがあるとは言えあのルックスで二枚目俳優として売っていたのが今となっては路線を外していたのかな?と思わせます。

 

Badal(2000)

f:id:hirobkk:20200416104554j:plain

Bobby Deol編では1位をつける個人的高評価作品!

 

achar.pssamphran.com

 

明るい、騒ぐ、踊ると初期のRaniの魅力満点の作品!

Tujhe Dekh Ke


Tujhe Dekh Ke Full Song | Badal | Bobby Deol | Rani Mukherjee

Raniは同年代のボリウッド女優の中でも1m56cmと背が低いのですが、元気の良さでカバーしてます。

 

Black(2005)

f:id:hirobkk:20200416105509j:plain

 盲ろう者とその教師を描いた作品。。。

そうですこれはヘレン・ケラーとアン・サリヴァンの物語がベースとなってます。小さいときにたまたまTVでやっていた『奇跡の人』を見てヘレン・ケラーを知り、劇中のサリヴァン先生の強烈な指導の驚いたものです。

BlackではAmitabh Bachchanが先生役をやりますが、奇跡の人でアン・サリヴァン役を演じたアン・バンクロフトの上をいく過激さでした。

食事を教える場面なんか、食べ物をひっくり返した事に腹を立てて個人的にイライラしてひっぱたいてんじゃないのか?と思わせる突発差です。

ヘレン・ケラーの物語と違う所は最後に先生との再会シーンを持ってくるのですが、先生は既に重度のアルツハイマー病を発症しており彼女の事を覚えていない場面。。

この辺りは涙なくしては見られません。。

 

この映画は監督のSanjay Leela Bhansaliが持っている映像を美しく見せる技術と感性、RaniとAmitabh Bachchanのキャスティングと二人の演技、子役のAyesha Kapurの恐るべき演技力などがパーフェクトにマッチしたため最高の作品が出来上がったと言っていいでしょう!

Filmfare Awardsでは史上最多11部門の受賞!主要4部門(監督賞、作品賞、主演男優賞、主演女優賞)を獲得。

ロマンス、娯楽映画が評価されてきたFilmfare Awardsの中でダンスなど娯楽要素のないBlackがこのような賞をとったのは異例の事です。

 

Rani作品という枠に関わらず必見の作品です。

 

因みに本作は『奇跡の人』の非公式リメイク作品であり、2013年にトルコで正式にリメイク(Benim Dünyam/2013)された作品。

 

*2000年代後半以降は少し路線が変わりあまり自分の好みの役はやってません。

Thoda Pyaar Thoda Magic(2008)なんかは可愛らしくてよかったですけどね。。。

 

ムケルジー

一般的にMukherjee-Samarth familyでひとくくりにされることが多い一家ですが、これは映画監督でRaniの親戚叔父であるShomu Mukherjeeが女優のTanuja Samarthと結婚したことから始まります。

そこを含めて近年Bollywoodで活躍したファミリーを挙げます。

 

Sashadhar Mukherjee

f:id:hirobkk:20200416151007j:plain

ムケルジーピラミッドの頂点。

Raniの祖父の弟さんです。もちろん自分もよくは知らない方ですが1930年代にBombay Talkies(1930年代~1950年代のボリウッド創成期の映画スタジオ、看板俳優は名優Ashok Kumar)で映画製作のキャリアをスタートさせた伝説の人です。

奥さんはAshok Kumarの妹でSatirani Ganguly

Raniの祖父は映画とは関わっていなかったので映画一家としては直系とは言えないかもしれませんね。

 

Ram Mukherjee

f:id:hirobkk:20200416151826j:plain

Raniの父、映画監督

代表作はDilip Kumar, Vyjayanthimala共演のLeader(1964)。叔父であるSashadhar Mukherjeeがプロデュースしてます。

 

Sashadhar Mukherjeeの6人の子供の内3人が映画人として名を残しています。

ただ3人とも大きな成功はしていませんでした。

それでも孫達はなかなかのメンバーです。

3男Deb Mukherjeeの娘SunitaはAshutosh Gowariker(映画監督:Lagaan(2001),Swades(2004),Jodhaa Akbar(2008)など)の奥さんであり、2番目の奥さんとの子供であるAyan Mukerjiは映画監督(Wake Up Sid(2009),Yeh Jawaani Hai Deewani(2013))

4男Shomu Mukherjeeは女優Tanujaとの間にKajolとTanishaと二人の娘がいます。

 

Kajol

f:id:hirobkk:20200416155723j:plain

説明不要!

1990年代から2000年代にかけてのTop女優!

Ajay Devganと1999年に結婚し、Kabhi Khushi Kabhie Gham...(2001)以降はスクリーンから離れますが現在はカムバックし年1本ペースで出演してます。Filmfare Awardsはノミネート12回、受賞6回と勝率5割。カムバック後に主演女優賞を2回とってるところがすごい!

本名は旧姓Kajol Mukerji、現Kajol Devgan)

 

Tanishaa

f:id:hirobkk:20200416161034j:plain

出演作を何本か見ているようですが、Neal 'n' Nikki(2005)くらいしか印象に残ってませんね。

 

まとめ

最近のRani作品は見ていないので、機会を見つけてMardaani(2014)辺りは見ておきたいですね。。2020年はBunty Aur Babli 2のみのアナウンスですがこれはパスするでしょう。。。

5年周期くらいで作風を変えてきたRaniですが、やはり2000年から2005年くらいの作品に彼女の魅力が詰まっています。Raniを見るならまずはその時期の作品からみるべきでしょう。。。

 

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村

-Ek Tha Tiger/एक था टाइगर (2012)-

Bollywood No.007

Ek Tha Tiger (2012)

f:id:hirobkk:20180130004636j:plain

自分は既に劇場でみてますが続編の" Tiger Zinda Hai "を観る前に女房に魅せておきます。

本作はDabangg2(これもSalman主演)を押さえ文句なしの2012年のNo.1 HIT!!!

 

SalmanはKatrina kaif破局後、最初の共演作です。 RAW(インドの対外諜報機関)モノで初めて楽しめる作品を観ました。直前に公開されたAgent Vinod(Saif Ali Khan主演で007のインド盤みたいなスパイもの)もRAWのエージェントものでしたが見事にコケてます。。。真面目に作ったんでしょうが、手を抜いてテキトーにやってんじゃないかと思いました。しかし嫌いじゃなかったですね。

恒例の " 夏のSalman祭り*独立記念日またはEIDの週 "の1作。

テキトーに解説

ISI(パキスタン諜報機関)との表裏での対決中にスパイ同士が恋をしてしまい、最後は逃亡、追跡されるといった内容です。5年前に劇場で見たときどっかで似たような話があったなあ?と思っていたのですがずっと忘れてました。それを本当に先ほど思い出しました。
" Double Agent / 二重スパイ(2003/korea) " でしたね。。

f:id:hirobkk:20180204143752j:plain

当時、特別韓国好きではなかったのですが、ハン・ソッキュが主演しており見る価値ありと見に行きました。やはりいい映画でハン・ソッキュはすばらしい俳優であると改めて感じた作品。こちらはハン・ソッキュが脱北した振りをして韓国でスパイ行為を働くといった内容なのでTigerとは状況が違いますが、最後はスパイ二人で逃亡(確かブラジル?)し暗殺されてしまいます。逃亡するとこしか内容がかぶってないのですがなんかこれを思い出しました。ただこちらの方が逃亡時の悲壮感はあります。

Cast

Salman Khan as Tiger(RAW agent)

f:id:hirobkk:20210426143235j:plain

今回は悪党退治みたいなのではないのでいつものアクションとはちと違いました。

しかし無敵であることは変わりません(Sunny Deol程ではないですが。。。)

Zoyaとの出会いのシーンなどにSalmanらしい演技がでてました。

 

Katrina Kaif as Zoya (ISI agent)

f:id:hirobkk:20210426143251j:plain

相変わらず綺麗ですが、どうもこの人のダンスが気に入りません。

体が硬いからなのか、どうもリズム感がないような気がするんですよね。。。

"Sheila Ki Jawani"(Tees Maar Khan:2010)が大ヒットしたときもそんなにいいか?と思いました。

そもそも毎回彼女に与える振り付けがあってないように思うんですよね。。。


"Sheila Ki Jawani" Full Song | Tees Maar Khan (With Lyrics) Katrina Kaif

しかし今回はアクション(ぎこちないですが。。)も頑張っており、特にイスタンブールの会談のシーンは本当に美しい。。。 

Ranvir Shorey as Gopi

f:id:hirobkk:20180204154237j:plain

とぼけた役が多く今回のエージェント役をどのようにするのかと思ったらそのままとぼけたツイてないエージェントでした。
キャリアはコメディアンからのスタート。
Vinay Pathakとコンビでコメディショーにでており、その後Rajat Kapoorのグループで映画に出演し2011年にはKonkona Sen Sharmaと結婚(現在は離婚?していますがいい友人関係を保っているそうです)といった経歴ですので間違いない演技をする実力者です。

Gavie Chahal as Captain Abrar

f:id:hirobkk:20180204162406j:plain

初めて見る俳優さんでした。

ISIのエージェント、ZOYAの上司役で最初いい雰囲気でいかにもパキスタンの諜報員みたいな感じがでてました。それがZOYAに裏切られ追いかけるあたりから格が落ちていき最後は完全に小物になってしまいました。出だしの感じが非情な諜報員みたいな感じがすごく出ていたので残念でした。。。

しかし今後もチェックが必要な俳優さんです。

因みに機械エンジニア出身、パンジャーブ州でお巡りさんの経験もあります。

 

Location

トルコ、アイルランド、デリー。。。特にトルコのモスクは綺麗でしたね。。。

そしてもう一か所なんとキューバです。

ボリウッド映画でキューバの撮影はあるのでしょうか?

ちょっと記憶にありません。

Music Scene

特筆するものは感じませんでしたが、、、

Saiyaara


Saiyaara - Full Song | Ek Tha Tiger | Salman Khan | Katrina Kaif | Mohit Chauhan | Taraannum Mallik

 

Banjaara


www.youtube.com 

Katrinaがいろいろコスプレしてかわいいです。。こんなKatrinaならいいですが現在34歳になるようなのでそろそろ無理ですかね。。

 

総評

テンポがよく楽しめる作品です。この後に観る " Tiger Zinda Hai "を女房に予習してもらうために久しぶりに見ましたが十分たのしめました。

SalmanとKatrinaは破局後最初の競演でしたがやはり相性はいいです。

この作品では " Gavie Chahal " を発見できたことが収穫。

 

にほんブログ村 映画ブログへ
にほんブログ村

にほんブログ村 映画ブログ 映画評論・レビューへ
にほんブログ村 

にほんブログ村 海外生活ブログ インド情報へ
にほんブログ村