Taste of Achar

ボリウッド映画とインド生活時の忘備録。。。

-Kal Ho Naa Ho / कल हो ना हो (2003)-

Bollywood No.050

Kal Ho Naa Ho (2003)

もう20年経ちますか。。。

運よく劇場で見ることができた素晴らしい作品です。

2008に日本でも劇場公開され日本語のDVDも出ているようです。

どうも女房が見たことないようなので見せておくことにしました。

 

監督は本作でデビューのNikkhil Advaniですが、Karan Joharと長年仕事をしており本作でもKaranが制作等担当しているのでほぼKaranの映画といっていいでしょう。

実際Karanテイスト満載の作品でした。

 

テキトーに解説

日本語のDVDも出ているようなのでそちらを見てくださいね。

大した内容ではないのですが、三時間越えのこのドラマは飽きがきません。

幾つかの場面や曲で過去の作品に対するオマージュがありますがここは知らなくてもそんなに問題ありません。

ただ、ちょこちょこ出てくるゲスト出演者は知っているとさらに楽しめます。

とにかくボリウッドに興味がでたら見なくてはいけないし、見やすい作品の一つです。

因みにこの作品、インドで知られている映画祭を合計して78回のノミネートがありそのうち35つで受賞してます。(Filmfare Awardでは13ノミネート中8つの受賞)

同年で一番評価の高かったKoi... Mil Gaya(2003)がなければ主要部門を総ナメしていたでしょう!

Cast 

Shah Rukh Khan as Aman

SRK節全快!の演技、ウルウルするときの表情は相変わらずクサく、周りを引き込むときの演技は流石です。

この映画のSRKをみると『あぁ、、、スターってのはこういう存在のことを言うんだなあ~』と思うでしょう。。。

演技賞ではHrithik Roshan(Koi... Mil Gaya)に持っていかれましたが、映画スターを改めて感じさせてくれたSRKに受賞してほしかった。。。

このところSRKの作品を見る確率が異常に高くなっているのは何故だろうか。。。

 

Preity Zinta as Naina

Preity絶頂期の作品、同年のKoi... Mil Gayaでもヒロインとして出演しておりこの年は彼女の年でしたね。因みに彼女は本作でFilmfare Award for Best Actressを受賞。

彼女の雰囲気が良く生かされた役柄でこれ見たらたいてい彼女が好きになっちゃうんじゃないかな。。。

しかし彼女が第一線で演技したのは2007年くらいまで、、現在では結婚もして半引退状態です。

昨年はTVシリーズのプロデューサーなんかもやっていたみたいですね。

もう、体形も維持できていないので女優復帰は無さそうですね。。

 

Saif Ali Khan as Rohit

本作でFilmfare Award for Best Supporting Actorを受賞!

まさにハマり役!彼以外にはありえない役でしたね。

個人的には本作のベストはSaifです。

評価も高く人気もありましたが、単独主演作は今一つパッとしませんでしたが、この後一皮むけたのか主演作が増え評価も上がります。

すでに50歳を過ぎてますが定期的に出演は続けてますね。。

 

Jaya Bachchan as Jennifer

彼女も本作でFilmfare Award for Best Supporting Actressを受賞。

悲しい事に主要演技部門で受賞を逃したのはSRKだけでした。

旦那Amitabh Bachchan(12回)、息子Abhishek Bachchan(3回)、息子の嫁Aishwarya Rai Bachchan(2回)、全員に演技での受賞歴がありますがこんな家族いるかね?

もうすでに一線は引いてますがYRF作品には恩義を感じているのか?たまに大作には出演してました。

しかしこの2003年当時で既に55歳、それから20年経ってますので流石にスクリーンには出てこなくなりましたね。。。

 

その他

日本に所縁のある方をもう一人

Dara Singh as Pritam Chaddha 

Amanの親戚チャッダー叔父さんを演じました。

身体が大きくて体もごついこの方、元インドのレスラーなのです。

1955年に日本で力道山と戦っており、レジェンドのルー・テーズとも試合をして勝利してます。

2012年 83歳でお亡くなりになりました。。

 

因みにゲスト出演者は

Simone Singh---Rohitの玉の輿に乗ろうとするもAmanのアドバイスにご破算、凄い美人ですが悪女役がやたらと多いイメージ
Rajpal Yadav---男性紹介所から派遣されたミュージックショップの店員。間違えてNainaの家へ行ってしまう。Mr.Bollywoodコメディアン! 個人的にBollywoodで一番好きなお笑い担当。
Sanjay Kapoor---Sonali Bendreの旦那役。ゲストででてきたわりにはまったくビックリしないキャラ、あの変なにやけ面がなければもう少し人気が出た気がします。
Kajol---音楽シーンでちょろっとでているだけ。。。しかし存在感は抜群!知らない人がみても彼女のオーラはわかるほど別格でした!
Rani Mukerji---こちらも音楽シーンで登場!Kajolより長い出演でしたが、2003年時点ではKajolほどのオーラは無し。。。
Sonali Bendre---Amanの主治医で登場。一世代前のトップ女優で全盛期はKarisma Kapoor,Juhi Chawlaと同格。
Uday Chopra---本当にチョイ出。初見で彼の出演シーンに気が付く人は凄い!説明不要!ロマンスの帝王!故Yash Chopraの息子さん
Farah Khan / Karan Johar---二人そろってJenniferのレストランのお客で登場。普段からユーモア満載の二人なので完全に遊んでたのでしょう。。Kranはプロデューサー、Farahは振付師で参加してたんで気が向いて時に二人ででちゃおうか!って感じでしょう。

 

中にはちょい役ではなくサブキャストと言ってもいいかもしれない人もいますが、有名どころでこのくらい。

Music Scene

担当はShankar–Ehsaan–Loyの三人。この期間、彼らの音を耳にしない日はなかったでしょう。。心地よいサウンドでインド国内に限らずどこでも聞ける音楽を作ってました。どの曲も質が高くほとんどの曲をいまでも覚えている人は多いはず。。

Kal Ho Naa Ho


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切ないバラードであるタイトルソング。

Sonu Nigamが歌いあげるまさに名曲です。

当時この曲を中国人がカラオケで歌っていたのを見てビックリしたのを覚えてます。

 

Maahi Ve


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2000年代を代表するウェディングソングです。

男性パートは3名、Shankar Mahadevan, Sonu Nigam, Udit Narayanの超強力メンバー!

振付も真似をしやすくインドの子供達も真似してましたね。。

この曲中で大物ゲスト2名が登場!オーラが凄いのですぐわかります。。。

 

It's the Time To Disco


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こちらも2000年代のDisco音楽集をつくるとまず登場する曲です。

他の曲ではコブシの効かせるレジェンドシンガーが多いのですが、この曲はShaanやKKなどしっかり歌い手を使い分けてます。

 

Kuch To Hua Hai


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Amanの妄想から始まる可愛らしい曲。

女性パートはレジェンドAlka Yagnik、男性パートはShaan。

 

普段は2曲くらいなのですが、この作品は全ていい!

その他にPretty Womanがありますが、この曲はほぼ古い曲のパクリなので。。。

まとめ 

日本公開、DVDで日本語字幕もあるようなので比較的日本の方でも見ている作品。

インド国内でもヒットしてますが、overseaマーケットでも数字を上げる作品ですね。

各キャラクターがとても魅力的で配役もほぼ完ぺき!!

Karan Johar全盛期の作品は全てこうなります。。

野球の大谷翔平選手、ボクシングの井上尚弥選手と同様、Karanと同じ時代に産まれて良かった!と思う作品でした。