Taste of Achar

ボリウッド映画とインド生活時の忘備録。。。

-Raja Ki Aayegi Baraat / राजा की आयेगी बारात (1996)-

Bollywood No.054

Raja Ki Aayegi Baraat  (1996)

古いVCDで引っ張りだして鑑賞。

DVDではありませんよ。

本作は公開日に現地で鑑賞した思い出深い作品。

カルカッタのローカルシアターでみたのですがどこの劇場だったかは覚えてない。。

後の大女優Rani Mukherjeeのボリウッドデビュー作、そして主演はボリウッド史上最大の悪役キャラ" Gabbar Singh/ガッバル・シン "を演じたAmjad Khanの息子Shadaab Khanが共演(当時の背景としては恐らくShadaab Khanがメイン)。

当時、カルカッタに1か月ほど滞在して数本の作品を鑑賞しました。その時の目玉である" Raja Hindustani(1996) " は鑑賞済だったので他にアイデアがなくヒョロっと入ったシアターでやっていたのが本作だったんです。

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テキトーに解説

豪華な恋愛結婚を夢見る教師のMala(Rani Mukherjee)

ある日、友人とある人物の結婚式に出かけるも、そこでトラブルを起こし新郎に恥をかかせてしまう。それに激高した新郎の友人Raj(Shadaab Khan)はMalaを罵倒すると、その仕返しにMalaはRajに平手内をかますのです。当時のインドではどんな理由であれ人前で女性が男性に平手をかますなど許される行為ではないのです。(残念なことにどちらが良い悪いの問題ではない)

Rajは裕福な家の息子でプライドも高い、その後Malaを探し出し彼女が働く学校で彼女を殴り強姦してしまうのです。

そこでは大勢の生徒たちもみておりRajは警察に逮捕されますが、Rajの父はMalaの保護者Karthar Singh(Gulshan Grover)に賄賂を贈りなかったことにしようとする。

最終的に裁判でRajは有罪に、、しかし強姦された若いMalaには未来がない。その為、裁判官はRajに対して24時間以内にMalaと結婚する事を命じます。

古い話とは言え凄まじい!

当然、嫁ぎ先で地獄の日々を送るMala、Raj家の富を欲する叔父やその取り巻きはMalaを殺して自分達の身内を新たにRajと結婚させようと画策しており、Malaに対して毒蛇を送り込みます。しかしこの作戦が失敗!毒蛇に噛まれたのはRajでした。Rajを助けるためMalaは彼の毒を吸い出しますが自分の体内に毒が入ってしまいます。

この行為を見たRajは衝撃を受け、いままでMalaに対して行った行為を恥じるのです。。

その結果、二人は本格的に恋に落ち始めるのですが、面白くないのは叔父一味、再びMala殺害ガス大爆発計画を立てますがこれで死んでしまうので初めからMalaの味方であったRajの妹さん。

そして登場するのが娘を亡くしたRajの父、相変わらずMalaを攻め続けるも今度は息子RajもMalaを擁護します。こんなやり取りの中Malaは重症を負い病院に運び込まれる。。。

そこに集まった家族たちはようやくMalaに対する酷い仕打ちに気づき心を改めます。。。警察が来て事件の詳細を確認しますがRajは全ての罪を引き受けようと、、、その時Malaが目覚めウソの証言をすることで皆を救うのです。。

そしてハッピーエンド、回復したMalaは改めてRajと豪華な結婚式を挙げ夢をかなえるのでした。

 

ストーリーの流れが凄く! 人の気持ちの移り変わりも激しい! めちゃくちゃと言えばそれまでですが、言葉が理解できずとも飽きさせない作品でした。

Cast 

Shadaab Khan as Raj Bahadur

当時はザラでしたがいわゆる大根役者。二世俳優ですし親の名前で出演できます。

その後も数本出演しましたが目立った活躍は無し!

やはり才能の他に努力も足りなかったのかな~

 

Rani Mukerji as Mala

説明不要!

最近の活躍は自分もよくわかりませんが下記をご覧ください。

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因みにこの年(1996年)、Varanasiで彼女を見ることができました、運のいい事に2,3分ですが直接会話もできたのは後の自慢!周りのインド人に聞いても彼女はほとんど知られておらず有名になるのは2年後のGhulam , KKHHまで待たなければなりません。

直接話した感じではハスキーヴォイスで映画の声とは違う気がしました。よくある事ですが映画では他の女優が吹き替えしていたんでしょうね。

Gulshan Grover as Gyani Kartar Singh

Malaの保護者役を好演。

1996年時ですでに叔父さん役がハマってます。当時41歳のはずですが

この後20年くらいは容姿がほとんど変わってません。

悪役も良し!優しいおじさんも良し!なんでもいけるマルチ俳優です。

本作でもかなりのインパクトを残してましたね!

Other cast

後に自分が知ることになる俳優たちも沢山出演

Divya Dutta 

Rajの妹役、年をとっても相変わらずカワイイ

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Mohnish Behl

大女優Nutanを母に持つ二世俳優。

この人もワルが多いですが魅力のある大好きな役者です。


Asrani

名コメディアン、Rajpal Yadavに引き継がれてますが出てきてしゃべるだけで緊張感を無くし笑ってしまう俳優さん

Music Scene

サントラはなかなか悪くない、当時本作のサントラカセットテープを買い、今でも大事にとってあります。

Love Bird


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序盤のパーティシーンでかかる

はっきりいってこのVIDEOにお金をかけることに何の意味があるのか?と思わせる造りですが、何故か気になる曲。

Shadaab Khanが大物気取りでノリノリで踊ります。

 

Rabb Ka Hoon Banda


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Malaの結婚式にGyani Singhが乗り込んで踊りまくります。

全く歓迎されていない結婚式の空気を読んでおらず切ない。。。

しかし曲は最高!ノリノリのパンジャービソング!

シンガーはMangal Singh

 

まとめ 

ほぼ同時期にこの年のNo.1ヒット " Raja Hindustani " を見ており対比が興味深い。

本作はそれなりにがんばって年間20位だったわけだが規模も認知度もえらい違い!

数年後同名のRaja Ki Aayegi Baraat(2008-2010)というシリーズが始まるとこちらは大人気。ちょうどインド在住時であり同居のおばちゃんたちに混ざってみていたことを思い出します。

作品の総評としてはただのB級映画となりますが、Raniのデビュー作と言うだけでプレミアはつきますね。

 

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-Gangubai Kathiawadi / गंगूबाई काठियावाड़ी (2022)-

Bollywood No.053

Gangubai Kathiawadi (2022)

ようやくSRK祭り(no.50-52 3作続けてSRK出演作)が終了、タイでもかなり話題になった本作を鑑賞しました。

タイで評判になったということもあるが、やはりボリウッド映画を観るものとしてSanjay Leela Bhansaliの新作を見ないわけにはいかない。

 

テキトーに解説

物語は主人公Gangubaiの回想からスタートする。

 

後にGangubhaiとなる少女(Alia Bhatt)は、グジャラート州の裕福な家庭に住み、ボリウッド女優になる夢を見ていた。

16歳の時ボーイフレンドとムンバイへ駆け落ちをする、しかしこのボーイフレンドは娼館のポン引きで彼女を1,000ルピーで売ってしまう。

娼館の所有者Sheela(Seema Pahwa)はGanguの容姿を評価します。

ある時暴力的な地元マフィアが客としてGanguの元を訪れますが、彼はGanguに対して暴行を行い、彼女は入院してしまう。Sheelaは最近反抗的なGanguへの教訓として放っておくのですが、Ganguは自身で事を解決しに行きます。

マフィアのボスRahim Lala(Ajay Devgn)へ殴られた傷などを見せ自身の正義も求めます。娼婦がマフィアのボスに訴えに来た度胸を見込んでRahimはGanguを自らの妹分だと宣言!

当然その後、暴行を働いた子分はRahimにボコボコに。。。

この件で娼婦たちの信頼を得たGanguはSheela死後の9年後、娼館のマダムに任命されGangubhaiとなります。

Kamathipura(ムンバイの売春地区)の選挙に新たに立候補したGangubhaiは現職のRaziabai(Vijay Raaz)に勝利する為Rahimの助けを借りるなどして最終的にKamathipuraでの地位を手に入れる。

 

このGangubhaiは実在の人物Gangubai Kothewaliをモデルに作られています。

すでに死後45年経っている人物の話なので誇張されている部分もあるかもしれませんが、彼女はKamathipuraの統治者となったあとも娼館を守るため当時の首相ジャワハルラール・ネルーと会談を行ったり、ポン引きに騙され(娼婦になる意思のない少女)を故郷に送り返してあげるなどされていたようです。

 

Cast 

Alia Bhatt as Gangubai Kathiawadi

主人公Gangubhaiを熱演!

一般的評価が高く本作でFilmfare Award for Best Actressを受賞。

個人的には彼女の演技にフロップをつけます。まず演技の前にミスキャストである事。。かなり背伸びした演技をして一生懸命娼館の主人を演じるも全く貫禄なし!彼女のせいではないのですがこれで賞をとれるとは。。。

ノミネートされた他の女優をみると確かに対立候補が弱かったので消去法なのかな。。

Filmfareではすでに歴代二位の4度の主演女優賞を受賞!2024もかなり高い確率でとりそう。。

そうなると歴代一位のNutan , Kajolに並びます。

 

2024年の次回作は

Jigra(2024)

刑務所からの脱走ものか何からしい。。

Ajay Devgn as Rahim Lala

Gangubhaiを支援する兄貴分Rahim Lalaを演じます。

まあ、、このての役にAjayを置いておけば間違いない!

出演時間もそれほど多くなく特別出演レベルでした。。

 

2024年も4-5先アナウンスされてますが、目玉は

Singham Again(2024)

シーリーズ三作目!

今回はキャスティングがヤバい事になってます!

必見!

Seema Pahwa as Sheela

Ganguが娼館に来た時の主人Sheelaを演じます。

序盤で病死するので出番は多くないですが、強烈な貫禄と演技力!

次に出てくるVijay Raazとならんでこの映画のベストは彼女です。

Aliaのパートで貫禄の話をしましたが、この人の場合そこは十分!本当の娼館のマダムじゃないか?と思わせます。

ほんのりコメディで優しいおばちゃん役やってたりするんですが、流石役者ですね。

Vijay Raaz as Raziabai

Kamathipuraの選挙でGangubhaiの対抗馬を務めたRaziabaiを演じました。

お気に入りのサポートキャストの一人!

前にも記載しましたが2003年に実際に会って話をした事もあります。映画の中の調子に乗ったユーモアのある口調ではなく落ち着いた感じの方でした。

今回ヒジュラ―を演じたわけですがこれもハマり役!衣装やメイクに合わせて最高の演技をしてましたね。

基本的にはコメディ路線ですが、このようなシリアスな作品に出演すると必ずインパクトを残しますね。

Music Scene

ときに特筆すべきシーンは無し。

まとめ 

評価が高い作品でしたが、個人的にはAliaのキャスティングでガクッと質を落とした気がします。90年代くらいの作中で切れた美人女優見たいな演技でしたね。。。

その為かあまり話に入って行けずエンジョイできる作品ではありませんでした。

それでもインパクトを残したVijay Raazはさすが!

 

-Paheli /पहेली (2005)-

Bollywood No.052

Paheli (2005)

ちょっと古い2005年の作品。

しまってあったDVDを引っ張り出して鑑賞。

ラジャスターンにある民話を元に書いた小説が原案。

インドを知る方々にとってラジャスターンという言葉はロマンを与えるワード。

民族衣装、ハーヴェリー、砂漠、音楽家など全てがアメージングなのです。。

自分も最初のインド滞在で2か月近くラジャスターンに滞在しましたが、その民族文化に居心地の良さを感じました。

以降、インドに住んでいても再訪することはありませんでしたが生きているうちにもう一度訪れたい土地の一つです。

そんなラジャスターンを舞台にしたファンタジー風の作品。

SRKとRani Mukerji共演、当時のRaniは絶頂期!!

 

テキトーに解説

Lachchi(Rani Mukerji)はNawalgarhの商人の跡取り息子Kishan(SRK)へ嫁いでいた。しかしKishanは結婚したにも関わらず、翌日に商売の為5年間の予定でLachchiから離れてしまう。

嫁ぎ先の家族はやさしいが悲しみに暮れるLachchi......

そんな時、バオリ(階段井戸)で美しいLachchiを見かけた幽霊が一目ぼれ!

Lachchiの周辺を調査しKishanに化けて家族に入り込む、喜ぶLachchiですがKishanの変わりようがおかしい。

 

ストーリーの途中、幽霊は自分がKishanではないことをLachchiに打ち明けますが、幽霊Kishanの優しさにこのまま生活することを選びます。

そんなことを知らない本物のKishanは、商売先で一応実家に向けて手紙なんかをだしているのですが、手紙の配達人(Rajpal Yadav)に拗ねられてしまい手紙が届かなくなる。

 

何の疑いもなくLachchiと生活を続ける幽霊。

ある日、村の伝統ラクダレースが開催される。

Kishanの家族はこのレースで負けたことにより叔父のSunder(Sunil Shetty)が失踪してしまい、それ以来レースに参加していなかった。しかし今年はKishan(幽霊)の提案で参加することに。。。

しかしKishan(幽霊)は自分のラクダが負けそうになったところで魔法を使い勝たせてしまう、それを見たLachchiは今後人前で決して魔法を使ってはいけない!とKishan(幽霊)に約束をさせる。

LachchiとKishan(幽霊)の生活が続くといつしかLachchiは妊娠していた、理屈はわからないがとにかく幽霊の子どもを身籠るのです。

そんな時、本物のKishanが帰ってくるのですが、そこで幽霊とはちあわせ!

どちらも自分が本物Kishanであると訴えるも誰にも判別がつかない。。最終的にはマハラジャに判断してもらおうと一同は宮殿へ!

その途中、一人の羊飼い(Amitabh Bachchan)に遭遇、事情を話すと羊飼いが本物を判定してあげようとなるのです。

幾つかの質問をした後に羊飼いは腰から水入れを取り出し「この袋に入れた方が本物のKishanだ!」と問う。

当然本物は入れないわけですが、幽霊は葛藤の末に禁止されていた魔法を使って水入れに入ってしまうのです。すかさず羊飼いは水入れを閉じて中に入れなくします。

 

その夜、幽霊を失って嘆くLachchiの元にKishanが慰めにやってくるのですが、そのKishanは幽霊だったのです!

これでハッピーエンドとなるのですが、本物のKishanはどこへ?

幽霊の魔法で水入れに入れられてしまったのか????

Cast 

Shah Rukh Khan as Kishan / the ghost

ダブルロールですが別人の役ではないのでさほど難しくはないのか?

それでも幽霊と本物の違いが微妙に感じ取ることができ、流石SRKでしたね。

特に気合を入れるような役柄ではありませんでしたが、ラジャスターンの衣装を纏い口ひげを蓄えたSRKはなかなか斬新でしたね。

この人は良くも悪くも作品の雰囲気をつくるのが本当に巧い!

2023年はSRKイヤーになり、興行収入の上位に出演作品が並びます。

今後はアクション映画への出演は減るはずなので演技で見せてほしいですね。

 

Rani Mukerji as Lachchi

ベンガル人であるRaniですが、ラジャスタンの衣装で飾るとその土地の人に見えてしまいます。

2005年と言えばRaniのピーク期でありカワイイ盛り!

本作でも悲運の嫁で始まり最後は不倫相手(幽霊)と子供もつくり成就してます。

Raniのテンションは悲しいときもうれしいときも演技に差がなくあまりいい評価はできません。同年のBlack(2005)で集中力を使い果たしてしまったのか?

しかし挿入歌でのダンスシーンは一級品!

プロのダンサー陣をバックにしても全く引けをとりませんでした。

 

その他、

Amitabh Bachchan

Anupam Kher

Rajpal Yadav

Juhi Chawla

Suniel Shetty

など一線級の役者が出演してますが、ほぼ特別出演に近い役でした。

Naseeruddin Shah
Ratna Pathak Shah

の夫婦に至ってはナレーションのみで顔すら出てきません。

 

Music Scene

Kangna Re


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いかにもラジャスタンといったフォーク調の曲。

小柄なRaniが自分より大きなバックダンサーを従えて優雅に踊ります。

まとめ 

ラジャスタンのおとぎ話を映画化した作品ですが、素材が巧く活かされてませんでした。ラジャスタンという強力なロケーションがあるのだからもう少し気合を入れて作ってほしかった!

キャスティングを見るとオールスターキャストと言ってもいいレベルですが、うまく使われてませんでしたね。

同じくラジャスタンを舞台としたこの作品👇と同レベルか?

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-Jab Harry Met Sejal / जब हैरी मेट सेजल(2017)-

Bollywood No.051

Jab Harry Met Sejal(2017)

映画好きならタイトルで直ぐにピンときます!

タイトルは完全なパクリ!

When Harry Met Sally(1989)

メグ・ライアンとビリー・クリスタルのロマンティックコメディ。

メグ・ライアンの魅力とビリー・クリスタルのユーモアがバッチリはまった名作です。

タイトルで本作との違いはSallyとSejalが変わっただけ。。どちらもヒロインの名前で主人公はどちらもHarryで一緒。

内容も似たようなもんで配役もビリー・クリスタル⇒SRK , メグ・ライアン⇒Anushka Sharmaなのでわからなくもない。。

しかし、期待させる理由の一つに監督・脚本をImtiaz Aliが担当していること、一風変わったラブストーリーを描く人でYash Chopraの王道ロマンスに慣れた我々にはなかなか斬新な方なのです。

ということで見てみました。

 

テキトーに解説

アムステルダムでインド人向けの観光ガイドをしているハリー(SRK)。仕事はできるが女にだらしがなくガイドスタイルも破天荒!その為ガイドの仕事を無くすような問題も頻繁に起こしてます。そんなハリーはインドの団体ツアーを終え空港でお客を見送るところ。。参加者のSejal(Anushka Sharma)に無くした結婚指輪を探してほしい!と半ば強引に押し付けられる。二人で指輪を落とした可能性のある場所を訪れていくと二人に妙な感情がでてくるように。。

その間に二人は実際に恋に落ちてしまいますが、SejalはRupenという結婚相手がいます。お互い自覚していながらすべてを捨てて先に進めないと考えます。。。そんな時、探していた結婚指輪はSejalのバックからでてくるのです、しかしそれをHarryには伝えないSejal。。。まだ彼と一緒に指輪を探していたいのです。。。

そんな時、Harryのガイド仲間Mayankの結婚式があり、そこでMayankに『二人の相性は抜群に見えるけどお互いをどう思ってるんだ?』と問われます。。。

しかしその事をきっかけにHarryは自分の気持ちを認めずSejalにインド帰国を促します。。

Sajalはインドに戻りHarryはガイドの仕事に戻るも常にSejalとの日々を思い出す。耐えきれなくなったHarryは遂にインドに行くことにします。関係が深まる前にSejalからRupenとの結婚式に招待されていたので行くのは問題なし!

そして会場に到着するのですが、結婚式場では別のカップルの結婚式が行われていました。Sejalの式はキャンセルされていたんですね。。

式場の外にはSejalが待っており改めて二人の愛を確認し、最後はHarryの故郷であるパンジャーブで結婚しました。

Cast 

Anushka Sharma as Sejal Zaveri

得意のキャラクターを自然に演じてました。

同じくSRK共演のRab Ne Bana Di Jodi (2008)や Jab Tak Hai Jaan (2012)と似た女性でしたね。彼女の場合このような役をオファーしておけば問題ありません。

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しかし30代半ばとなった今となっては少し厳しくなりましたね。

Virat Kohliと結婚し子供も生まれた今、今後スクリーンに本格復帰するのかすら怪しい。。実際2018年以降はまともに映画に出演してません。

今後新たに撮影する作品すらアナウンスは無し!

今の雰囲気があるうちにもう2年くらいやってほしいですが、夫はクリケット世界No.1プレーヤーで子供もいれば映画撮影に長い日数を使える機会もありません。

Shah Rukh Khan as Harry

ホント、、最近SRK多いな。。。

彼も得意分野の役。流石に年を重ねたので以前のような演技ではありませんが、基本的には90年代にJuhi Chawla やKajolと作った作風の流れです。。

しかしツアーガイドですか、、実際にSRKにやらせたら楽しくていいガイドになりそうなんですよね!

本作以降も精力的に出演しており2023年は狙ったかのように大爆発!

下記に作品が歴代レベルの収入を上げ現在公開中のDunkiもまずまず。

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2024年以降の正式アナウンスがありませんがWar2(2025)*Pathaanとして出演があるのか?、Tiger vs Pathaan(2026)​は期待大!

Music Scene

音楽はPritam。

相変わらずよく仕事をします。2017年には4本の映画音楽を手掛け、なぜか本作の仕事でFilmfare Award for Best Music Directorにノミネートされてます。

 

まとめ 

2017年のボリウッドは結構なアタリ年だったんですが、ネームバリューのあるメンバーをそろえた本作はかなりズッコケました。

古いラブロマンスをパクった感じなのでちょっとウケませんでしたね。

正直Imtiaz Aliが関わってこの内容では流石に拍子抜けしました。

個人的には好きなタイプの作品ですが、今の時代これが大ヒットすることはありません。

この雰囲気の映画でいいのでもう一度SRKとAnushkaのコンビで質のいいロマンス作品を作ってほしいですね。

 

-Kal Ho Naa Ho / कल हो ना हो (2003)-

Bollywood No.050

Kal Ho Naa Ho (2003)

もう20年経ちますか。。。

運よく劇場で見ることができた素晴らしい作品です。

2008に日本でも劇場公開され日本語のDVDも出ているようです。

どうも女房が見たことないようなので見せておくことにしました。

 

監督は本作でデビューのNikkhil Advaniですが、Karan Joharと長年仕事をしており本作でもKaranが制作等担当しているのでほぼKaranの映画といっていいでしょう。

実際Karanテイスト満載の作品でした。

 

テキトーに解説

日本語のDVDも出ているようなのでそちらを見てくださいね。

大した内容ではないのですが、三時間越えのこのドラマは飽きがきません。

幾つかの場面や曲で過去の作品に対するオマージュがありますがここは知らなくてもそんなに問題ありません。

ただ、ちょこちょこ出てくるゲスト出演者は知っているとさらに楽しめます。

とにかくボリウッドに興味がでたら見なくてはいけないし、見やすい作品の一つです。

因みにこの作品、インドで知られている映画祭を合計して78回のノミネートがありそのうち35つで受賞してます。(Filmfare Awardでは13ノミネート中8つの受賞)

同年で一番評価の高かったKoi... Mil Gaya(2003)がなければ主要部門を総ナメしていたでしょう!

Cast 

Shah Rukh Khan as Aman

SRK節全快!の演技、ウルウルするときの表情は相変わらずクサく、周りを引き込むときの演技は流石です。

この映画のSRKをみると『あぁ、、、スターってのはこういう存在のことを言うんだなあ~』と思うでしょう。。。

演技賞ではHrithik Roshan(Koi... Mil Gaya)に持っていかれましたが、映画スターを改めて感じさせてくれたSRKに受賞してほしかった。。。

このところSRKの作品を見る確率が異常に高くなっているのは何故だろうか。。。

 

Preity Zinta as Naina

Preity絶頂期の作品、同年のKoi... Mil Gayaでもヒロインとして出演しておりこの年は彼女の年でしたね。因みに彼女は本作でFilmfare Award for Best Actressを受賞。

彼女の雰囲気が良く生かされた役柄でこれ見たらたいてい彼女が好きになっちゃうんじゃないかな。。。

しかし彼女が第一線で演技したのは2007年くらいまで、、現在では結婚もして半引退状態です。

昨年はTVシリーズのプロデューサーなんかもやっていたみたいですね。

もう、体形も維持できていないので女優復帰は無さそうですね。。

 

Saif Ali Khan as Rohit

本作でFilmfare Award for Best Supporting Actorを受賞!

まさにハマり役!彼以外にはありえない役でしたね。

個人的には本作のベストはSaifです。

評価も高く人気もありましたが、単独主演作は今一つパッとしませんでしたが、この後一皮むけたのか主演作が増え評価も上がります。

すでに50歳を過ぎてますが定期的に出演は続けてますね。。

 

Jaya Bachchan as Jennifer

彼女も本作でFilmfare Award for Best Supporting Actressを受賞。

悲しい事に主要演技部門で受賞を逃したのはSRKだけでした。

旦那Amitabh Bachchan(12回)、息子Abhishek Bachchan(3回)、息子の嫁Aishwarya Rai Bachchan(2回)、全員に演技での受賞歴がありますがこんな家族いるかね?

もうすでに一線は引いてますがYRF作品には恩義を感じているのか?たまに大作には出演してました。

しかしこの2003年当時で既に55歳、それから20年経ってますので流石にスクリーンには出てこなくなりましたね。。。

 

その他

日本に所縁のある方をもう一人

Dara Singh as Pritam Chaddha 

Amanの親戚チャッダー叔父さんを演じました。

身体が大きくて体もごついこの方、元インドのレスラーなのです。

1955年に日本で力道山と戦っており、レジェンドのルー・テーズとも試合をして勝利してます。

2012年 83歳でお亡くなりになりました。。

 

因みにゲスト出演者は

Simone Singh---Rohitの玉の輿に乗ろうとするもAmanのアドバイスにご破算、凄い美人ですが悪女役がやたらと多いイメージ
Rajpal Yadav---男性紹介所から派遣されたミュージックショップの店員。間違えてNainaの家へ行ってしまう。Mr.Bollywoodコメディアン! 個人的にBollywoodで一番好きなお笑い担当。
Sanjay Kapoor---Sonali Bendreの旦那役。ゲストででてきたわりにはまったくビックリしないキャラ、あの変なにやけ面がなければもう少し人気が出た気がします。
Kajol---音楽シーンでちょろっとでているだけ。。。しかし存在感は抜群!知らない人がみても彼女のオーラはわかるほど別格でした!
Rani Mukerji---こちらも音楽シーンで登場!Kajolより長い出演でしたが、2003年時点ではKajolほどのオーラは無し。。。
Sonali Bendre---Amanの主治医で登場。一世代前のトップ女優で全盛期はKarisma Kapoor,Juhi Chawlaと同格。
Uday Chopra---本当にチョイ出。初見で彼の出演シーンに気が付く人は凄い!説明不要!ロマンスの帝王!故Yash Chopraの息子さん
Farah Khan / Karan Johar---二人そろってJenniferのレストランのお客で登場。普段からユーモア満載の二人なので完全に遊んでたのでしょう。。Kranはプロデューサー、Farahは振付師で参加してたんで気が向いて時に二人ででちゃおうか!って感じでしょう。

 

中にはちょい役ではなくサブキャストと言ってもいいかもしれない人もいますが、有名どころでこのくらい。

Music Scene

担当はShankar–Ehsaan–Loyの三人。この期間、彼らの音を耳にしない日はなかったでしょう。。心地よいサウンドでインド国内に限らずどこでも聞ける音楽を作ってました。どの曲も質が高くほとんどの曲をいまでも覚えている人は多いはず。。

Kal Ho Naa Ho


www.youtube.com

切ないバラードであるタイトルソング。

Sonu Nigamが歌いあげるまさに名曲です。

当時この曲を中国人がカラオケで歌っていたのを見てビックリしたのを覚えてます。

 

Maahi Ve


www.youtube.com

2000年代を代表するウェディングソングです。

男性パートは3名、Shankar Mahadevan, Sonu Nigam, Udit Narayanの超強力メンバー!

振付も真似をしやすくインドの子供達も真似してましたね。。

この曲中で大物ゲスト2名が登場!オーラが凄いのですぐわかります。。。

 

It's the Time To Disco


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こちらも2000年代のDisco音楽集をつくるとまず登場する曲です。

他の曲ではコブシの効かせるレジェンドシンガーが多いのですが、この曲はShaanやKKなどしっかり歌い手を使い分けてます。

 

Kuch To Hua Hai


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Amanの妄想から始まる可愛らしい曲。

女性パートはレジェンドAlka Yagnik、男性パートはShaan。

 

普段は2曲くらいなのですが、この作品は全ていい!

その他にPretty Womanがありますが、この曲はほぼ古い曲のパクリなので。。。

まとめ 

日本公開、DVDで日本語字幕もあるようなので比較的日本の方でも見ている作品。

インド国内でもヒットしてますが、overseaマーケットでも数字を上げる作品ですね。

各キャラクターがとても魅力的で配役もほぼ完ぺき!!

Karan Johar全盛期の作品は全てこうなります。。

野球の大谷翔平選手、ボクシングの井上尚弥選手と同様、Karanと同じ時代に産まれて良かった!と思う作品でした。

 

-Kalank / कलंक (2019)-

Bollywood No.049

Kalank (2019)

公開時から気になっていた作品。

ポスターを見るだけで必見であることがわかるスターパワー

2 States(2014)で衝撃的な監督デビューを果たしたAbhishek Varmanですが、本作も含めてKaran JoharとSajid Nadiadwalaが大きくかかわっているのは間違いありません。

 

先に言ってしまうとこの作品はズッコケたわけですが見てわかりました。。。

 

テキトーに解説

はっきりいってじっくり詳しく語るような話ではない。。

ある新聞社を経営する一族を中心に、過去の出来事・当時の時代背景により宗教的な問題などが入り混じります。

最終的に主人公の一人が死んでしまいますがそこに切なさも伝わらず、、、2時間45分と長丁場の作品ではありますがストーリに強弱が感じられず退屈な作品でした。

 

Cast 

Alia Bhatt as Roop Sami Chaudhry

癌で死んでいく友人の代わりに友人の嫁ぎ先の新聞社に後妻として入る。。。

不倫相手のZafarとの愛が希望の星でしたが、最後には嫁ぎ先の旦那であるDevともつながることができました。

一応本作のメインは彼女。。。

好き嫌いの問題なのかなかなか彼女の演技に高い評価が付けられない。。。

先日のDea Zindagiは良かったね。。

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Varun Dhawan as Zafar

ちょっと損するような役柄が多いですね。
ラブコメディが多いですが、今回は許されぬ純愛モノでした。

不器用で実直な役は彼にマッチした役ですが、なんせ作品のつくりとキャラクター設定が雑でした。

未だに彼のベストはSui Dhaaga(2018)

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Aditya Roy Kapur as Dev Chaudhry

もう若手ではなくなってしまいましたが、とても好きな俳優です。

今回のようなエリート役や貴族もできるし、おバカなお笑いもOK!

本作では終始、前妻への愛を引きずりるシリアスな役でした。特に頑張った感はありませんので本人もさほど力を入れて準備してないでしょう。。

次回作はちょっと期待してます。

Metro.... In Dino (2024)

 

Sonakshi Sinha as Satya Chaudhry

もう36歳になりました。。

まだまだ可愛らしい、、インドの庶民に好かれそうな顔だち。。

Bihar州出身ってのも愛着がわきますな。。

出番は多くなく、いつと違い終始落ち着いた演技でした。ちょっと評価するほどの時間と役柄ではありませんでしたね。。

キャリアも致命度もあるのでそろそろハク(演技賞など)が欲しいですね。。

 

Madhuri Dixit as Bahaar Begum

いるだけで価値があるのがMadhuri

もちろん見た目に年齢は感じられますが、存在感は相変わらず抜群!

なんでこんな優美な女性がいるんだろう・・・他国の女優さんを見渡しても彼女のような女優は見たことはありません。

Kalankの次、2022年に一作出演しましたがそれ以降はアナウンスもありません。。。

すでに50代半ばも過ぎたのでいよいよ引退なのか?

 

Sanjay Dutt as Balraj Chaudhry

ちょっと意外な配役。。

Maduriとセットで出したかったのか?

実生活でも噂のあった二人を劇中でも過去にいろいろとあった関係として描いてます。

はっきり言ってSanjay Duttがやる必要のない役。

いくら60歳をすぎたとはいえ、彼はSanjay Duttなのです。。。

次回作はBaap(2024)

アクション映画かな? 共演者のクレジットを見るとかなりのメンバーです。

男臭プンプンするような作品になりそう。。

 

Music Scene

派手な曲はありましたが、残念ながら印象に残った曲はありませんでした。

 

まとめ 

興行もそうですが、評価も軒並みよくない。。

大作ではありましたが主要な賞レースでも演技賞は無し! 

かろうじてMadhuri の Filmfare Best Supporting Actressノミネートのみですが、どうすればあれで賞にノミネートされるのか?完全にMadhuriの名前でノミネートまで行きましたが、他の候補者見渡してもこの年はGully Boy勢がぶっちぎってましたね。。。Karan Joharの大作ということで皆さん意気込んで見に行ったと思いますが、蓋を開けてみたら盛り上がりにかける平凡なドラマでした。。。最近はKaranのセンスに陰りがでてきたな~

 

-Dear Zindagi / डियर ज़िन्दगी (2016)-

Bollywood No.048

Dear Zindagi (2016)

ず~と見たかった作品!

ようやく見ることができた。。。

 

SRKの出演作にKaran Joharが関われば魔法がかかります。。。

 

テキトーに解説

駆け出しの撮影監督のKaira(Alia Bhatt)は、個性的な考え方の持ち主。フレンドリーではあるのだが、周りとの認識の不一致でいざこざを起こすことが多く、ボーイフレンドとも長く続かない。。

ある時、ボーイフレンドの一人に振られたことから" 自分は精神的に問題がある "と感じ意を決して治療を行うことにする。

行先はある会議で偶然目を引いたDr. Jehangir(Shah Rukh Khan)のクリニック。

Jugの個性的な治療に好意をいだいたKairaはJugのクリニックに定期的に通うことに。。。しかしKairaはまだ自分のことを不眠症で通ってきている!とJugに話す。。しかし聞いているJugは専門医なのです、精神面での原因がある事は最初からわかっており、Kairaも自身が精神的に問題を抱えていることはわかっている。しかし口に出して認められていないのです。

 

それでもJugの治療を進めていくうちにKairaは自分の気持ちを正直に伝えられるようになり、家族や友人にたいしても視野を広く持つことができるようになってきます。

そうなるとJugの治療はそろそろ卒業です。

最後にKairaはJugを愛していると伝えますがJugは『患者がセラピストに対して好意を持つのは正常な証拠、うれしいよ! それでも二人の間にこれ以上の関係を続けることは不可能。。』

JugもKairaに対して特別な感情をもってますがあくまで患者とセラピストとして治療を終えます。

 

Cast 

Alia Bhatt as Kaira

個人的には彼女の作品ではベストのキャラクター

まだRanbir Kapoorに影響を受ける前だったのか?おかしな方向に進んでおらずとても自然な演技でよかった。。

Kairaのキャラクターのように気難しさもありそうなAlia、ほぼ自身とKairaのキャラ設定が合っていたのかな?

次回出演作はJigra(2024)、アクション映画らしいけど嫌な臭いがプンプンする。。。恐らくスキップするでしょう。。。

 

Shah Rukh Khan as Dr. Jehangir "Jug" Khan

流石です!

中盤からの出番でしたが、Kairaを導くセラピストを好演。

この若手に対して指導者みたいな役を自然に演じられるのは彼くらいでしょう。

Kairaに対するセラピーの進め方や言葉使いなんかは本当にSRKがいいそうなんですよね。

自分も日本にいたときは同じような仕事をしていたのでKairaを導く方法なんかはアイデアの一つとして勉強になりますね。

今年はSRKの大作は一通り見てきました。

achar.pssamphran.com

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そしてボリウッド2023を締めるクリスマス作品『DUNKI(2023)』が控えます。

年末でバタバタしている時期ですが必見!

なんとか時間をつくります。

 

その他

この作品ちょい役に近いですが実はかなりの豪華キャストが並んでます。

ほぼ皆さんKairaのボーイフレンド

Kunal Kapoor---シドニーの出張撮影中にKairaとできてしまう。その後、彼女を振って昔の彼女と婚約。

一体ここ数年なにをやっていたのか?スクリーンでまともに姿を見ませんでした。

たまたま彼の作品を見ていなかっただけなのですが、一時はスター候補の俳優だったのに伸びませんでしたね。。。因みに奥さんはAmitabh Bachchanの姪っ子であるNaina Bachchan。


Angad Bedi---Kairaのボーフレンドでレストランのオーナー

Tigerシリーズで見かけたくらいで他の作品は見てません。TVショーのホストを数本しているようですね。この人も配偶者が有名人!奥さんは元インディアの個性は女優Neha Dhupiaです。


Ali Zafar ---セラー中のゴアで出会ったシンガー、お互いに惹かれあうも価値観が違うことで一線を超える前に別れる。。

大好きなパキスタン俳優。俳優以前に歌手としても有名でソングライティングも自身でやります。ユーモアと色気を持ち合わせた優れた俳優です。

本作を最後にボリウッド映画には出演してません。

出演後にパキスタンバッシングが拡がりKaran Joharが『二度とパキスタン系の俳優は使わない!』と宣言したため(ほぼ言わされた?)、当時のパキスタン俳優たちはボリウッドから姿を消しました。

残念で仕方ない。。。


Aditya Roy Kapur---セラピーを終えたKairaが最初に出会った色男、彼との出会いがエンディング

最後に大物が出てきましたね。

デビューから本作までを一区切りとするとキャリア序盤はとんでもない仕事ぶり

London Dreams(2009)    :インドでは珍しいバンド映画!Ajay Devgn , Salman Khan共演

デビュー作がこのメンツとは。。。


Action Replayy(2010)    :Akshay Kumar , Aishwariya Rai , Neha Dupia共演、Back to the futureのパクリ映画ですが豪華な音楽とキャスト。


Guzaarish(2010)    :Hrithik Roshan , Aishwariya Rai共演、尊厳死をテーマにしておりインド国内では話題となった作品。


Aashiqui 2(2013)    :誰に聞いても彼のベストはこれでしょう!百聞は一見に如かず!まずは見てみよう!


Yeh Jawaani Hai Deewani(2013)    :Ranbir Kapoor , Deepika Padukone共演。

青春映画で音楽が爆発的にヒット!

 

このようにKairaのボーイフレンドたちが尋常じゃない豪華さでした!

 

Music Scene

Love You Zindagi

www.youtube.com

この曲につきます、映画とAliaのキャラに会った爽やかな曲!

まとめ 

予想とおりいい作品でした。

年間Top10ヒットと大爆発したわけではないですが、作風からいって十分な結果でしょう。

少なくとも一部の客層は全く興味のない作品です。

こんな作品はいまではなかなか見れなくなりましたね。。。