Bollywood No.044
Dabangg 3 (2019)
Dabangg(2010)で熱狂し、Dabangg 2(2012)のコミカルさには笑いました。
7年開けて第3弾が登場!
何故か期待を感じず、、、公開時に劇場にもいかず、、、ここにきてようやく見ました。。
前2作と同様制作はArbaaz Khan Productions
Salmanの実弟Arbaazの制作会社でArbaaz自身も続けて出演してます。
テキトーに解説
シリーズのレギュラーであるSonakshi Sinhaの見せ場がいまいち少なかった印象。
主人公のチュルブル・パンディ(Salman Khan)が警官になり現在のチュルブルになった経緯が描かれており、前2作と比べると若干変わった趣向。
自身の恋人を殺した相手を現代で復讐を果たす?(復讐というよりは悪党退治か?)ストーリーの中に今まで通り豪快でユーモアあふれるテイストを含ませている。
今回、監督がPrabhu Devaに変わったことにより南インド映画の派手なアクションやダンスが期待されますが、元々南テイストの強い作品なので彼に変わったメリットは感じられませんでした。
見どころと言えばPrabhu Devaのダンスが少しでもみられるってところか。。。
Cast
Salman Khan as A.S.P. Chulbul Pandey
今まではチュルブル節前回で演じていればよかったですが、今回はチュルブルになる前の過去が描かれてますので少し演技の難易度が上がってます。
それでも完全にSalmanにピタリのキャラを演じているので問題はありません。
流石にマンネリ化してきたので次回?(今回の終わり方からパート4もありそう。。)は気合を入れなしてほしいですね。
本作以降の活躍ですが、Covid-19もあり特筆するものはなし。。。当たり年の本年も特別出演のPathaan(2023)はHITしましたが、プロデューサーも務めたKisi Ka Bhai Kisi Ki Jaan(2023)はFlopでした。
Diwali作品でDabanggと同じくシリーズ3作目となるTigerに期待がかかります。
Sonakshi Sinha as Rajjo Pandey
ダブルヒロインっぽくなったので見せ場が減りました。
Dabang(2010)でデビューしたSonakshi、デビュー直後は大スターとの共演が続き快進撃をつづけてましたがCovid-19を機会に出演作も激減。
映画にもでてますが、2023年はTVシリーズのヒロインをつとめました。
はっきりとした顔立ちにぽっちゃりしたスタイルで90年代以前のボリウッドヒロイン(Rekhaは別)を思わせます、現在のヒロインはすらっとした欧米系の女優が主流ですので彼女のようなタイプは貴重ですね。
おススメ3本
Rowdy Rathore(2012)
完全に遊びで演技しているAkshay Kumaarと息の合った演技をしており彼女のはまり役でしたね。
Lootera(2013)
デビュー以来初めてシリアスな演技に挑戦!
全体的な評価は高くありませんでしたが、音楽と共になぜか気に入ってしまった作品。
恐らくロケーションが自分が住んでいたエリアに近く、たまに遊びに行っていたDalhousieというのが大きい。。
R... Rajkumar(2013)
Rowdy Rathoreと同じPrabhu Deva監督作。
同じノリの作品ではありますが、アクション・ダンス・ストーリーともにこちらの方がよく練られています。
Saiee Manjrekar as Khushi Chautala
Dabbang(2010)でアホの親父を演じたMahesh Manjrekarの実の娘。
意外と美人でビックリしましたが、あまり大成する雰囲気はありませんでした。本作以降は主にテルグ映画で確約しているみたい。。
Sudeepa as Balwant "Bali" Singh
南インドで活躍するスター俳優、残念ながらほとんど知りません。
ルックスがいいので冒頭はスマートな悪を演じてましたが、だんだんキャラ設定が雑になってきてしまい最終的にはキレ度50%ぐらいの中途半端な悪役になってました。
Dabbangシリーズはラスボス役がかなり重要なのですが、1のSonu Sood / 2のPrakash Rajに比べるとちょっと弱かったです。
Arbaaz Khan as Makhanchand "Makkhi" Pandey
Chubul Pandeyの弟役で今作ももちろん登場。パート1からのロクデナシぶりに比べたらマッキーも随分成長しました。潜入捜査を単独でこなしたりいろいろと役に立ってます。
しかし相変わらず体が硬くアクションシーンがしょぼい。。。
Music Scene
Dabanggシリーズは同じ雰囲気を持つ曲を次回作でも流すパターンができており、今回もそのように音楽がつくられてましたが、全くの期待外れ!すでにネタが尽きたのか?パート1の音楽が突出して凄すぎたためどうしても型落ち感を感じてしまいます。
ということでおすすめ曲はなし。
まとめ
かなり遅れての鑑賞でしたが予想通りハマる作品ではありませんでした。
次回作もつくるのかわかりませんが、そろそろいいんじゃないのかな?
ただしChulbul Pandeyのキャラはもったいない。。
とにかく今回の不完全燃焼はDiwaliの『Tiger 3』で晴らさせてもらいましょう!